RAV4の後継か!?トヨタがコンパクトクロスオーバー「C-HR Racing」でニュル参戦!
トヨタは2月4日、2016年のモータースポーツ活動に関する記者発表会「2016 TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス」を行った。
トヨタは2007年からニュルブルクリンク24時間レースに挑戦し、今年で10年目を迎えるが、そんな節目の年にコンパクトクロスオーバー「TOYOTA C-HR Racing」での参戦を発表。トヨタの新たな挑戦が始まる。
同マシンは「フランクフルト国際モーターショー2015」で公開され「プリウスのSUV!?」と囁かれていた「C-HR コンセプト」のレース仕様。「RAV4」の後継とも噂されている。
2016年はこの「TOYOTA C-HR Racing」をはじめ、「LEXUS RC」、「LEXUS RC F」を加えた3台体制で参戦する。
体制は以下の通り
▼TOYOTA GAZOO Racing
TOYOTA C-HR Racing
ピュアスポーツではないクロスオーバー車両での新たなチャレンジ。これまでの経験の積み重ねでは通用しない新たな車両を得て、ヒトづくり・クルマづくりを加速し、将来の車両開発に生かす。
【ドライバー】影山正彦選手、佐藤久実選手、吉田広樹選手
▼TOYOTA GAZOO Racing with TOM’S
ニュルブルクリンク24時間耐久レースとは
1970年に始まり、今年で43回目(途中オイルショックにより2年間休止)を迎えた、ニュルブルクリンク24時間耐久レース。
F1も開催された1周約5.1kmの「グランプリコース」と、新車開発の聖地とも呼ばれる1周約20.8kmの「ノルドシェライフェ(北コース)」を合体させた約25kmのコースを使って争われる。
元々はドイツのローカルイベントだったが、近年はメーカー系のワークス&セミワークス、著名なプロドライバーの参戦、車両の高性能化などでプロフェッショナル化も進んだ。
しかし、誰にでも挑戦資格があること、排気量やサイズ、改造の度合いなど、性能差のある170台以上のマシンが一堂に走行することによるトラブルやアクシデントに巻き込まれない“運”も必要など、「草レース」らしい一面も残されている。
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