autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース 北米トヨタ、若者向け「サイオン」をトヨタブランドへ移行

自動車ニュース 2016/2/4 11:55

北米トヨタ、若者向け「サイオン」をトヨタブランドへ移行

若いユーザーを惹きつけるべく、貴重な知見をトヨタブランドで活用

サイオン C-HR
サイオンロゴ

北米トヨタは、サイオンブランドをトヨタブランドに移行することを決定した。

サイオンは、若年層向けにこれまでにない商品やビジネスを試行するため、2003年に創設。独自の商品やビジネスでトヨタに若く新しい顧客を呼び込むという目標を達成した。

これまでに販売したサイオン車は100万台を超え、そのうち70%はトヨタの新規顧客が占めており、また、サイオンの顧客の半数が35歳を下回っている。

サイオン設立時に同ブランドのバイス・プレジデントで、現北米トヨタCEOのジム・レンツ氏は「今回の決定は、サイオンブランドの後退ではなく、トヨタブランドの飛躍を意味している。トヨタブランドでは困難だった新しいアイデアを、サイオンを通じて次々と試みることができた。私も設立時のメンバーだったが、若いお客様をより積極的に惹きつける方法を学ぶことを狙いとしていた。まさにこの目標を達成できたことを誇りに思う。お客様や販売店の多大なるご支援、従業員の尽力なくしてはこの成功はなしえなかった。移行に際しては最大限のサポートをしていく。」と述べた。

サイオン FR-S(日本名:トヨタ 86)
サイオン iAサイオン iM(日本名:オーリス)

ブランド移行は、顧客のニーズを踏まえて決定された。今日の若いユーザーは、これまで通りクルマの見た目や運転の楽しさを重視する一方で、以前より実用性を重んじる傾向にあり、親の世代と同様に、トヨタのブランドイメージや品質、耐久性、信頼性を評価するようになってきている。

同時に、トヨタブランド車も、若いユーザーの求めるダイナミックな外観や運転の楽しさを評価してもらえるようなクルマに変わってきた。

サイオンは、所有者の平均年齢が36歳と、業界内で最も若いブランドでありつづけてきた。また、「tC」購入者の平均年齢は29歳で、業界内で最も若い。最近導入された「iM」と「iA」は、初めて新車を買う顧客が購入者の70%を占めており、新規顧客の開拓に大きく貢献しているほか、両モデルの顧客の半数以上が、35歳を下回っている。

ブランド移行は2016年8月より開始し、サイオン車は2017モデルイヤーより、モデル名を残したままトヨタブランド車として取り扱われることになる。

具体的には、「FR-S」、「iA」、「iM」はトヨタブランド車となり、「tC」は最後の特別仕様車を発売した後、2016年8月に生産を終了する。

2015年のロサンゼルスモーターショーでサイオンブランドとして披露された「C-HR」は、トヨタブランド車として米国に導入される予定だ。

なお、サイオンの顧客は、今後もトヨタの販売店にでアフターサービスを受けることができるとのこと。

米国トヨタ自動車販売のボブ・カーター上級副社長は「1004にもおよぶサイオン販売店のこれまでのご支援に、感謝申し上げる。販売店の皆様にも、これまでのご尽力の成果として、貴重な知見を蓄積いただけたのではないかと思う。販売店の皆様が移行をスムーズに進め、お客様にも丁寧なご説明を行えるよう、我々としても尽力していく」と語った。

サイオンのバイス・プレジデントであるアンドリュー・ギレランド氏は「サイオンは何年にもわたり素晴らしい商品を生み出し続けており、現在も、お手頃な価格で高機能な装備を多く搭載している。サイオンの精神や培った知見が将来のトヨタ製品にも息づいていくことを誇りに思う。」と語った。

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