ターンパイクで日産 GT-Rとトヨタ 86が「全開バトル」!
2015年12月26日、トーヨータイヤはMAZDAターンパイク箱根で行われたドリフトヒルクライムの動画をYoutube上に公開した。
今年は、限られた道幅の中でNISSAN GT-RとTOYOTA86の2台がドリフト。
GT-Rを操るのは「Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING」の川畑真人選手。対するTOYOTA86は、アメリカ・Formula Dで活躍するKen Gushi選手。
両者TOYO TIRESのタイヤ「PROXES R1R」を装着し、道路サイドぎりぎりの攻防を繰り広げた。
11月18日(水)、深夜に雨が降ったようで撮影当日の路面状況は最悪の状況。かなりのウェットコンディションの中、ドリフトバトルがスタートした。
素晴らしいロケーションにも関わらず曇りとなり、ウェットコンディションではドリフトに欠かせない白煙があまり出ないのでは、と懸念されていたものの、そんな気持ちもつかの間、日米のドリフターによるプライドと意地をかけた熱き闘いに、カメラマンの目が鋭く光る。
今回の動画では追走の臨場感がユーザーにも伝わるよう、車載カメラの映像が多めに採用されている。
外から見るときちんと中央をコース取り、マシンと欄干に距離があるように見えるほおずき橋の走行シーンも、ドライバー目線で見てみると欄干は目の前!万が一接触でもすれば、約100mある崖下に転落の恐れがあるにも関わらず、サーキット同様に果敢に攻める両者。
フロントガラスを覆い隠す先行車の白煙も、ハンドルを切って振り切るとそこは道路サイドギリギリ。
もちろん、公道にはエスケープゾーンもないため、気の抜けない中での熾烈なバトルにはトヨタ86のクラッチが故障してしまうほどとなった。
公道扱いとなるMAZDAターンパイク箱根を全線封鎖して行なわれたド迫力のドリフトヒルクライム映像は、以下のYoutubeからご覧頂きたい。
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