日産「エクストレイル」自動ブレーキを全グレードに標準装備
日産は、「エクストレイル」を一部仕様向上し、全グレードに自動ブレーキ(エマージェンシーブレーキ)を標準装備するとともに、エクストレイルの人気装備を装着しながら割安な価格設定とした特別仕様車「20Xt エマージェンシーブレーキパッケージ」を、12月16日より発売開始した。
また、今回の変更にあわせ、ガソリン車の2WDモデルとハイブリッド車に、求めやすい価格の「20S “エマージェンシーブレーキパッケージ”」も追加した。
価格は2,238,840円~3,294,000円(消費税込)。
「エクストレイル」は、高い4WD性能を誇るALL MODE 4×4-i に、世界初採用のシャシー制御技術を組み合わせて実現した走行性能の高さ、またエマージェンシーブレーキやインテリジェントパーキングアシスト付のアラウンドビューモニターをはじめとするさまざまな安全装備が、好評を得ている。
また、5月に発売したハイブリッド車は、全車免税の達成に加え、2.5リッターガソリンエンジン車を凌駕するパワフルな加速性能や、高い静粛性などが高く評価され、2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカー、および2016年次RJCカー・オブ・ザイヤ―6ベストカーに選出された。
今回の一部仕様向上では、エクストレイルの全グレードにエマージェンシーブレーキおよび、ドライバーが意図せずに車線を逸脱しそうな時に警報で注意喚起する「LDW(車線逸脱警報)」、万一アクセルペダルを誤って踏み込んでしまったとき、急加速による衝突回避を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備とした。
また、ガソリン車全車に暖房の効きを早める「PTC素子ヒーター」を標準装備するとともに、ハイブリッド車の「20X」および「エクストリーマーシリーズ」にはリモコンオートバックドアを標準装備とし、更に快適性と利便性の向上を実現した。
また新色として、雄大なサバンナの大地を照らす太陽の力強い色をイメージした「キャニオンブロンズ」を採用し、カラーバリエーションを充実させている。
グレード構成では、2WDのガソリン車および、ハイブリット車に「20S “エマージェンシーブレーキパッケージ”」を追加設定。ガソリン車の2WDモデルは車両本体価格を220万円台とすることで、より幅広いユーザーがエクストレイルを購入できるようになった。
また、エクストレイルで人気のオプションを標準装備した特別仕様車「20Xt “エマージェンシーブレーキパッケージ”」をガソリン車に追加。同車はLEDヘッドランプ、フォグランプ、リモコンオートバックドア、ルーフレールとあわせて、インテリジェントパーキングアシスト付のアラウンドビューモニターやナビゲーションシステムを搭載し、オプションで装着した場合に比べ約11万円割安な価格設定とした。
また、「20Xt “エマージェンシーブレーキパッケージ”」をベースに、より精悍で力強いスタイルの「20Xt ブラック エクストリーマーX “エマージェンシーブレーキパッケージ”」も設定している。
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