ランボルギーニ「ウラカン LP 610-4」2016年モデル発売 ~V型10気筒エンジンに気筒休止機能を初搭載~
ランボルギーニは、「ウラカンLP 610-4」2016年モデルのオーダー受付を開始した。価格は以前と変わらず2750万円(消費税別)となっている。
ウラカン・クーペおよび新発売のスパイダーは、気筒休止エンジンを標準搭載し、エンジン性能のさらなる向上に成功した。自然吸気V型10気筒エンジンに気筒休止機能が搭載されるのは今回が初となる。
エンジンをフル稼働させる必要のない低負荷時にシリンダーバンク1台のスイッチを切ると、10気筒の内5気筒を一時的に休止。その後アクセルを踏むと、自動で10気筒モードへと切り替わり、ドライバーが気づかないほどスムーズに行われる。同機能により、燃費を節約するとともに、CO2排出量を283g/kmにまで削減することが可能となった。
また、電子制御式4WDシステムを微調整したことにより、質の高い運転挙動を実現。なかでも、ストラーダ・モード時における運転挙動の変化は明らかだ。
トリムのカラーバリエーションも、大幅に増加。内装の標準コンテンツには、ドアハンドルやセンターコンソール上部の皮張りが含まれている。また、空調吹き出し口の塗装は、高級感溢れるマットブラックに変更された。
ランボルギーニのカスタマイズプログラム「アド・ペルソナム」には、内装オプションに加え、ヘリテージカラーやマットペイントをはじめとした外装オプションが加わった。アド・ペルソナムの幅広いプログラムで、車をカスタマイズしたいユーザーの要望に応える形となった。
オプションプログラムも、さらなる拡大を遂げた。新規追加となったオプションのひとつが、Sensonum製オーディオシステム。総出力は390W RMSで、10チャンネルアンプ、六角形のグリルに設置されたスピーカー10台、さらにはSensonum社のロゴ入りバッジも付属となる。
また、今回、オプションのスポーツ排気システムの取り扱いを開始。スタイルパッケージの場合、本システムのテールパイプはハイグロスブラック仕上げとなる。
エンジンコンパートメント内蔵の新LEDライティングシステムは、オプションの透明エンジンボンネットあるいはカーボンファイバー製エンジンコンパートメントとの組み合わせから選択可能。この他にも、クルーズ・コントロールや、フロントとリア部分に設置可能な収納用ネットに追加の12Vライター、カップホルダーで構成されたトラベルパックなどが追加されている。
この記事にコメントする