【MotoGP 第17戦】ペドロサがマレーシアGPを制す!チャンピオン争いは最終戦へ!
10月25日、 MotoGP 第17戦マレーシアグランプリの決勝レースがセパンサーキットで行われ、ダニ・ペドロサ選手(レプソル・ホンダ・チーム)が予選での圧倒的な速さを決勝レースでも遺憾なく発揮して、日本グランプリに続く今季2勝目を挙げた。
ポールポジションからスタートしたペドロサ選手は、スタート直後にホールショットを奪うと、最後までレースをリードし続けて、最後には既存総レース時間を7秒以上も上回る速さを見せつけてトップでゴール。2位はロレンソ選手が入り3.612秒差でチェッカー。チームメイトのロッシ選手がそこからさらに10.112秒遅れてチェッカーを受け、3位を獲得した。
この結果により、ロッシ選手とロレンソ選手のシリーズポイント差が7点に縮まり、最終戦のバレンシアグランプリでチャンピオンシップの雌雄が決することになった。
マルケスとの接触でロッシにペナルティ、最終戦は最後尾スタート
今回のレース中に発生したロッシ選手とマルク・マルケス選手(レプソル・ホンダ・チーム)の接触とマルケス選手の転倒に対して、レースディレクションはロッシ選手にペナルティを科し、その結果、次の第18戦バレンシアグランプリでロッシ選手はグリッド最後尾からのスタートという処分になった。マルケス選手は上記の出来事のためにノーポイントになったが、年間ランキングでは3番手を維持している。
2015年シーズンを締めくくる第18戦バレンシアグランプリは、バレンシア郊外のリカルド・トルモサーキットで11月6日(金)午前に1回目のフリー走行が始まる。
ダニ・ペドロサ選手のコメント
「今日はとても暑く、路面状態も厳しかったので、肉体的にも本当に過酷なレースだった。ウィークを通して、いつも速いペースで走ることができた。チームの素晴らしい仕事に優勝という結果で応えることができ、ファンの人々とも喜びを分かち合えたので、とてもうれしい。良い流れで取り組み続けてレースに勝つことができたので、最終戦もこの調子で締めくくりたい」
リザルト
(1)#26 ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)
(2)#99 ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
(3)#46 バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
(4)#38 ブラドリー・スミス(モンスター・ヤマハ・Tech 3)
(5)#35 カル・クラッチロー(CWM・LCR・ホンダ)
(6)#9 ダニロ・ペトルッチ(プラマック・レーシング)
(7)#41 アレックス・エスパルガロ(チーム・スズキ・エクスター)
(8)#25 マーベリック・ヴィナレス(チーム・スズキ・エクスター)
(9)#44 ポル・エスパルガロ(モンスター・ヤマハ・Tech 3)
(10)#6 ステファン・ブラドル(アプリリアレーシングチーム・グレシーニ)
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