「Honda歩行アシスト」が生活支援ロボットの国際安全規格「ISO13482」の認証を取得
10月14日、ホンダの歩行訓練機器「Honda 歩行アシスト(*1)」が、生活支援ロボットの国際安全規格である「ISO13482(*2)」の認証を取得し、一般財団法人日本品質保証機構(JQA)より認証書を受領した。
認証取得には、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の成果として得られた安全設計、および認証取得に必要なデータ整備などの知見を活用した。
ISO13482の認証取得は、Honda 歩行アシストの安全性が国際基準を満たしていると認められたことを意味しており、これを機に今後の普及により一層の力を注いでいくとしている。
ホンダは、1999年より歩行アシストの研究を続けており、2013年からは全国で約50ヵ所の病院や施設で先行使用してもらい、訓練機能・計測機能の強化や、扱いやすさ・装着性の向上などに取り組んできた。2015年11月には、法人様向けに歩行訓練機器としてリース販売を開始する予定だ。
※1 本機器は装着者の歩行訓練の補助を目的とした機器であり、装着者の疾病の判断、治療、予防などを目的とした医療機器ではない
※2 パーソナルケアロボット(生活支援ロボット)の安全性に関する唯一の国際規格として、2014年に国際標準化機構(ISO)から発行された国際規格
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