autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース 【WEC第5戦 COTA 6時間レース】トヨタ表彰台逃すも次戦富士に期待が高まる!

自動車ニュース 2015/9/25 10:01

【WEC第5戦 COTA 6時間レース】トヨタ表彰台逃すも次戦富士に期待が高まる!

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2015 WEC 第5戦 COTA 6時間レース

アメリカ・テキサス州オースティンにおいて『FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)6時間レース』が開催され、TOYOTA GAZOO Racingは4位でレースを終えた。

4位に入賞したのはアンソニー・デビッドソン選手、セバスチャン・ブエミ選手、中嶋一貴選手の乗るTS040 HYBRID #1号車。アレックス・ブルツ選手、ステファン・サラザン選手、マイク・コンウェイ選手の#2号車はレース中盤のアクシデントでリタイアを喫した。

この結果、TOYOTA GAZOO Racingはメーカー選手権をリードするポルシェから119点差で3位を維持している。

◎フォトギャラリー

決勝レースレポート

2015 WEC 第5戦 COTA 6時間レース

レースはまだ日の高い午後5時にスタート。気温は33度、閉鎖された運転席で仕事をこなすドライバーにとって、非常に厳しい条件下でのレースとなった。そのため、トヨタは約45分毎に行われる給油のためのピットストップごとにドライバー交替を行う作戦を取った。

スタートドライバーを務めたのは#1号車がブエミ選手、#2号車がブルツ選手。ブエミ選手はスタート直後の数周で1台のアウディをかわして4位を走行したが、暫くするとスタート順位と同じ5位に落ち着き、ブルツ選手の#2号車を伴っての走行となった。

2015 WEC 第5戦 COTA 6時間レース

レースが3分の1を消化した頃、2台のTS040 HYBRIDは揃ってマイナーなトラブルに見舞われた。まず、デビッドソン選手の駆る#1号車がピットレーンへの進入でトラブルにあい、予定外の1周をこなさなければならなくなる。予定外の周回だったために燃料切れの心配があり、最小限の燃料使用に留めるために速度を落として走行、チームメイトの#2号車に5位の座を譲る結果になり、ここで6位に後退する。

2015 WEC 第5戦 COTA 6時間レース

#1号車をトラブルが襲った暫く後、今度は#2号車に災難が降り掛かった。コンウェイ選手がドライブ中に2台のGTカーに行く手を阻まれてスピン、あわやのところで立て直して事なきを得た。しかし、レースが中盤戦に差し掛かった頃、再び周回遅れを抜こうとした際に第11コーナーでコントロールを失ってスピン、今度はガードレールとの接触を避けきれず、TS040 HYBRIDの前後部に大きなダメージを負ってしまいリタイヤとなった。

その後、#1号車が先のピットレーン進入時のトラブルを問われてストップ・ゴーのペナルティを科せられることに。それ以降は問題なくレースが進み、#18号車ポルシェを襲った技術的なトラブルにも助けられて、中嶋選手の運転する#1号車は優勝したポルシェ#17号車から2周遅れの4位でレースを終えた。

2015 WEC 第5戦 COTA 6時間レース

このレースを終えてWECはアジアでの2連戦に向けて海を渡る。最初はトヨタのホームレースである富士6時間レースが10月11日(日)に、続いて中国における上海6時間レースが11月1日(日)に行われる。

その後WECは11月21日(土)のバーレーン6時間レースでシーズンを締めくくることとなる。

中嶋一貴選手のコメント

「私がTS040 HYBRIDに乗り込む頃には暑さもそれほどではなくなっていたので、予想していたほど暑さには悩まされませんでした。最後まで激しくプッシュしましたが、おそらく路面コンディションのせいか、非常に苦しみました。それでもレース前に予想していたよりも良い結果の4位を何とか獲れたので、これが富士に向けての大きな弾みになればと思います」

アンソニー・デビッドソン選手のコメント

「我々には厳しい週末でしたが4位でフィニッシュ出来たのはちょっと嬉しいです。我々のTS040 HYBRIDは今週とても運転しづらく、コンディションは、誰にとっても易しいものではありませんでした。ちょっとしたミスもあったので、次戦の富士ではスッキリしたいと思います。これからのレースも全力で頑張りますが、特に富士のホームレースはやる気がみなぎっています」

セバスチャン・ブエミ選手のコメント

「ある意味、難しい週末でしたが、想定はしていました。そんな中でも、私はTS040 HYBRIDの運転を楽しめましたし、来年に向けて、コースやタイヤやクルマについて、出来る限り多くのことを学ぼうとしました。来年は、我々が以前いたポジション、つまり首位争いに戻れるようにしたいと願っています」

チーム代表 佐藤俊男氏のコメント

「暑く、厳しいレースであったのは我々だけではありませんが、#1号車にとってはまずまずの結果だったと思います。昨年のル・マン以来、そして、私にとってはチームに加わって初めてのリタイアを味わいましたが、残念ながらこういうことはモータースポーツにおいては、起こり得ることです。また素晴らしいパフォーマンスを発揮し、それにふさわしい勝利を成し遂げたポルシェを祝福します。いよいよ次戦は、富士スピードウエイで行われる、我々にとっては最も大切なホームレースです。しっかりと準備をして、強さを見せられるように、固い決意で日本に向かいます」

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