ジャガー・ランドローバー、「007シリーズ」最新作に登場する実車両を世界初公開
ジャガー・ランドローバーは、ジェームズ・ボンド・シリーズ「007」の最新作『007 スペクター』に提供しているジャガー「C-X75」、ランドローバー「レンジローバー・スポーツ SVR」「ディフェンダー」をフランクフルトのトゥルン・ウント・タクシス宮殿で初公開した。
この特別なイベントには、最新作「007 スペクター」に出演しているナオミ・ハリス氏(マネーペニー役)とデビッド・バウティスタ氏(ヒンクス役)がゲストとして参加し、さらに英国のシンガーソングライター、ジョン・ニューマン氏が自身のアルバムからヒット曲10曲を熱唱して、イベントを盛り上げた。
注目の登場車種
ヒンクス役のデビッド・バウティスタ氏が駆る「C-X75」は、ジャガー史上最高傑作のスーパーカーと評されおり、ジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)と、英国オックスフォードシャー州に本社を置く開発パートナー企業、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングが共同で開発した。
SVOは、ジャガー・ランドローバーが2014年6月に設立。既存モデルをベースにしたハイパフォーマンスバージョンをはじめ、ラグジュアリーな特注モデル、台数限定のコレクターズエディションなどの開発・製造を担当し、ジャガーとランドローバーという英国を象徴する両ブランドの最高峰モデルを手がけている。
特別にカスタマイズした「ディフェンダー」、ランドローバー史上最も速くパワフルな「レンジローバー・スポーツ SVR」も、オーストリアで撮影された重要なアクションシーンでその魅力を存分に発揮している。スペシャルオペレーションズ部門によって製造された高性能な「ディフェンダー」は、37インチの巨大なオフロードタイヤを装着、車体保護を強化し、雪深い山道での困難な地形走行シーンの撮影に挑んでいる。
映画『007 スペクター』は、10月に世界公開予定。
ジョン・エドワーズ氏のコメント(スペシャル・オペレーションズ部門マネージング・ディレクター)
「世界で最も愛されている映画シリーズに、ジャガーおよびランドローバーを象徴するモデルが再び起用されたことは、とても誇らしく思います。当社の市販車両とコンセプトカーを皆さんに知っていただけるまたとない機会であり、このパートナーシップを今後とも継続していきたいと考えています」
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