三菱、デリカ・アウトランダーなど19.5万台をリコール

三菱は、デリカD:5、アウトランダー、ギャランの3車種について、国土交通省にリコールを届出をした。

エンジンECUの制御プログラムにおいて、アイドリング時の空気量を補正する学習上限値の設定が不適切なため、カーボンがスロットルバルブに堆積した場合に、アイドリング時の空気量が不足するものがある。

そのため、アイドリング回転付近でエンストに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、エンジンECUのプログラムを対策品に書き替える。

不具合は98件発生している。

該当車両の使用者にはダイレクトメールで通知を行う。

対象車両

車名 / 型式 / リコール対象車の車台番号(製作期間) / 台数

デリカ / DBA-CV5W / CV5W-0000202～1000968(平成19年1月16日～平成27年3月7日) / 97,957台

デリカ / DBA-CV4W / CV4W-0400101～0603626(平成21年12月19日～平成23年12月1日) / 8,325台

アウトランダー / DBA-CW5W / CW5W-0000202～9301970(平成17年10月9日～平成24年9月28日) / 63,620台

アウトランダー / DBA-CW4W / CW4W-0000201～5403233(平成21年12月18日～平成24年10月1日) / 7,457台

ギャラン / DBA-CY4A / CY4A-0100201～0304077(平成19年8月3日～平成21年12月10日) / 15,831台

ギャラン / DBA-CX4A / CX4A-0100201～0102493(平成20年11月12日～平成21年12月10日) / 2,292台

3車種合計 195,482台