日産セレナに採用の「両側スライドドア」がキッズデザイン賞を受賞
日産は、「セレナ」に採用されている“両側スライドドア”が「第9回キッズデザイン賞」を受賞したと発表した。
「キッズデザイン賞」は「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品・空間・サービスの中から優れたものを選び、広く社会へ伝えることを目的とした顕彰制度である。
子どもが使う製品はもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てへの配慮があれば応募可能で、日用品から住宅、街づくり、ワークショップ、調査研究まで幅広い分野が対象となっている。受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められる。
「セレナ」は、1991年6月に初代C23型を発売以来、家族の快適で楽しい暮らしと子供の成長をサポートする車を目指して開発を続けてきた。2代目C24型では乗用ミニバンとして初めて両側スライドドアを採用したほか、その後のマイナーチェンジでは電動でドアの開閉が可能なオートスライドドアを追加し、ユーザーから好評を得ている。
さらに現行C26型では買い物などで両手がふさがっているときでもボタンを押すだけで自動開閉できるワンタッチオートスライドドアへと進化。これはインテリジェントキーのリモコン操作や運転席スイッチでも開閉が可能なほか、障害物を感知すると自動反転する挟み込み防止機構も備えており、安全性と利便性を兼ねそなえた装備として多くのユーザーが選択している。
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