キャデラック新型「ATS-V」Vシリーズ史上最軽量に
日本導入予定のキャデラック新型「ATS-V」は、Vシリーズ史上“最小最軽量”でありながら、エントリースーパースポーツセダンのセグメントをリードするツインターボパワー、デザイン、パフォーマンスを実現している。
軽量化の実現は機能的なデザインによるもので、新型「ATS-V」のエクステリアパネルは、フェイシアからフェンダー、フード、リアスポイラー、ロッカーモールディングに至るまで、ほぼ全てが専用部品となっている。そして、その全てがクルマの性能を向上させるために開発された。
通常のモデルに比べボディ剛性が25%向上し、より正確なハンドリングとよりダイレクトなステアリングレスポンスも実現した。
◎関連記事
専用のデザインアイテム
・軽量カーボンファイバー製フードに、エアエキストラクティングベントを装備。エンジンコンパートメントの熱を外に逃がすだけでなく、ラジエータを通過した空気を車体の下からではなく、上から抜くようにすることで高速走行時の揚力低減をサポートする。
・専用のフロントフェイシアおよびリアフェイシアは、最適な空力性能をもたらす。フロントフェイシアのグリル開口部は拡大され、新しいツインターボチャージドエンジンにより、多くの空気を送り込む。トレードマークのグリル開口部のメッシュパターンは大きくなり、より多くの空気をラジエータとマルチプル熱交換器に供給する。
・フロントスプリッターは、空気が車体の床下を流れて揚力を生じさせることなく、車体の前面をダウンフォースで下に押し下げることによりハンドリングが向上。
・フェンダーを広げ、18 x 9インチのフロントホイールと18 x 9.5インチのリアホイールを収め、ミシュランパイロットスーパースポーツタイヤを装備。
・Vシリーズ専用アルミホイールは軽量の鍛造で造られているため、ばね下重量が低減され俊敏性が増すとともに、ステアリングインプットに対しよりダイレクトフィールを提供する。
・ロッカーモールディングとリアスポイラーは空力を最適化している。
この記事にコメントする