衝撃！博物館の床が陥落し貴重な「コルベット」8台が落下、被害総額は数億円か！？【動画有】
米・ミシガン州ウォーレンにあるゼネラルモーターズ（GM）のデザインセンターで、職人や技術者により100万台目に生産された歴史的なシボレー「コルベット」復元作業が行われている。
と言うのも、2014年の2月に米・ケンタッキー州にある「ナショナル・コルベット・ミュージアム」の床が陥没。幅約13～18メートル、深さ約9メートルの穴が確認され、展示されていた「コルベット」8台がその穴に飲み込まれるという事態があったのだ。なお、被害総額は数百万ドル（日本円で数億円）規模と推定されている。
これを受け、復元チームは歴史的なコルベットの維持・復元作業を行っている。現在は白い1992年のコルベットの復元を行っているとのことだが、これはゼロから新しいクルマを造ることよりも、困難なことだという。
この白い1992年のコルベットは、シボレーが復元することを約束した3台の損傷を受けたコルベットのうち2番目のもの。1番目は、ブルー・デビルとして知られている2009年のコルベットZR1の試作車で、軽い損傷だったため、2014年の秋に復元されている。3番目は、1962年のコルベットとなっている。
その他、陥没した穴に飲み込まれた5台のコルベットは、自動車の歴史的意義を維持するため、そのままの状態で保存され、ナショナル・コルベット・ミュージアムの陥没をテーマにしたディスプレイの一部となる。
ミュージアムの床が陥落する瞬間が防犯カメラに！
セキュリティカメラによって残された、スカイドームの床の崩壊の模様の映像がYouTubeで、850万回以上観覧されている。
動画[YouTube／corvettemuseum]
▼床が陥落する瞬間の防犯カメラの映像
https://www.youtube.com/watch?v=IukDWhf7U9I
▼穴に陥落したクルマを引き上げる様子
陥没した穴に飲まれた8台の歴史的なコルベット
・1993年シボレー コルベット ZR-1スパイダー（GM貸出）
・2009年 シボレー コルベットZR1“ブルー・デビル”試作車（GM貸出）
・1962年シボレー コルベット
・1984年シボレー コルベットPPGペースカー
・1992年シボレー コルベット生産台数100万台目
・1993年シボレー コルベット40周年記念
・2001年シボレー コルベット“マレットハンマー”Z06
・2009年シボレー コルベット生産台数150万台目
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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