BMW渾身のFFモデル「2シリーズアクティブツアラー」に乗った4名のカーソムリエの本音とは!?

カーソムリエって何?

カーソムリエはオートックワン運営の『カーソムリエ検定』に合格した、その名の通りの"自動車のソムリエ"。彼らが実際に試乗をし、そのクルマについて感じたことを投稿しているのが『カーソムリエレポート』です。これまでに全国1,500名のカーソムリエが、8,000件以上のレポートを投稿しています。

今回取り上げるのは、BMWブランド初の前輪駆動モデルとしてデビューした「2シリーズアクティブツアラー」。高い実用性を持つ反面、これまでのBMWからの大きな挑戦に、ちょっぴり辛口な声もちらほら……!?

詳細は是非、個々のレポートお読みください!

また新たに登場したクリーンディーゼル搭載モデルや、7人乗りの「2シリーズ グランツアラー」も近日中にレポートに登場予定です。乞うご期待ください!

日本車の最強刺客か?(カーソムリエ あくびさん)

BMW 2シリーズアクティブツアラー
BMW 2シリーズアクティブツアラーBMW 2シリーズアクティブツアラー

外観デザイン ★★★☆☆

インテリア ★★★☆☆

走りやすさ ★★★★☆

総合評価 ★★★☆☆

218iに試乗。名前に2シリーズとついているが全くの別物だと考えたほうがいい。

□日本市場にマッチ…車両は国内を意識していて車高についてはシャークフィンの形状変更とスポーツサス装備により調整されているとのこと。幅も1800mmもあり、3シリーズ同等を確保して室内空間に繋げている。そしてターゲットについても、エコカーに飽きたユーザーや車高縛りのあるユーザーを取り込む狙いもうなずける。インテリアはさすがBMWといった感じで木目の高級感はかなりあり、タブレット的なナビの大きさもちょうどいい。

□走り…エンジンは上位グレード225iの直列4気筒2Lターボと218iは直列3気筒1.5Lターボの次世代モデルを搭載。試乗した218iは車重と排気量の組み合わせに不安はあったが、いい意味で裏切られた気がする。……

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薄味でも長く付き合えそうなBMW(カーソムリエ よっしーさん)

BMW 2シリーズアクティブツアラー
BMW 2シリーズアクティブツアラーBMW 2シリーズアクティブツアラー

外観デザイン ★★★☆☆

インテリア ★★★★☆

走りやすさ ★★★★☆

総合評価 ★★★★☆

3気筒1500ccでFFでBMWと言うと変わり者な感じを抱くかもしれませんが、この車の良い所は、ファミリーカーとして良い車な点です。

見晴らしの良さとコンパクトさは絶妙です。リアシート周りは3シリーズより広いです。X1とX3の中間程度の空間です。3気筒エンジンは、振動少なめでアリ!と思えました。アイドリングストップしない時の停車は、ミッションとエンジンを切り離す制御をするようで、ブルブル感はありませんでした。6速ATでも十二分で、街乗りは軽快でした。1日ずっと都心一般道を走って燃費が13キロそこそこで、維持しやすい点も好感が持てます。……

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BMWの賭けか自信か迷いなのか(カーソムリエ Kerokero KEROTAさん)

BMW 2シリーズアクティブツアラー
BMW 2シリーズアクティブツアラーBMW 2シリーズアクティブツアラー

外観デザイン ★★☆☆☆

インテリア ★★★☆☆

走りやすさ ★★★☆☆

総合評価 ★★★☆☆

初のFFであるだけでなくコンパクトファミリーハッチの新カテゴリーへの投入で販売も並々ならぬ力の入れ様です。インテリアはBMWの最近のトレンドに乗った軽やかなイメージの現代的な高級感を感じさせるセンスのいい物です。室内も見た目よりも広く、シートもプライスを考えればよく出来ています。

エンジンは音は雑ですが、滑らかなフィーリングと低回転からのトルクフルな特性で実用域での必要十分な動力性能と気持ちいいドライブフィールを持っています。ハンドリングはリニア感に欠けるのは車重の軽さからかもしれませんが、BMWらしさは感じないものの、コーナリング姿勢では不安定なものは無く、乗り心地とハンドリングを両立しているものでした。……

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今後に期待(カーソムリエ michihiro888さん)

BMW 2シリーズアクティブツアラー
BMW 2シリーズアクティブツアラーBMW 2シリーズアクティブツアラー

外観デザイン ★★★★☆

インテリア ★★★☆☆

走りやすさ ★★★☆☆

総合評価 ★★★☆☆

今までFRのBMWにこだわりのなかった人にとっては、とてもコストパフォーマンスに優れた一台であると思います。フロントマスクは伝統のキドニーグリルを採用し、リアのデザインも、近年のBMWの潮流に乗ったスタイリッシュなものです。そして内装の仕上げも他のBMWと同様、レクサスやメルセデスに勝るとも劣らない品質の高さを感じることができます。

走りについては、私は1.5リッター3気筒のモデルを試乗したのですが、必要十分で3気筒のネガティヴな振動も上手く押さえ込まれていると感じました。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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