日産「ティアナ」、新・安全性能総合評価で 最高位の「ファイブスター賞」を受賞
日産は、「ティアナ」が平成26年度自動車アセスメント(JNCAP)の新・安全性能総合評価*で、最高評価の「ファイブスター賞」を受賞したと発表した。
自動車アセスメント(JNCAP)は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)による自動車の総合的な安全性能評価で平成7年度より毎年公表している。
「ティアナ」は、衝撃吸収ボディや高強度キャビン、6つのエアバッグの採用により、乗員保護性能評価で過去最高の成績を記録した。また、後続車に追突された時に首にかかる負担を軽減する、前席ヘッドレストとシートバックフレームの剛性バランスを最適化したシートにより、後面衝突頚部保護性能試験で初の満点を獲得。さらに、歩行者傷害軽減ボディなどを採用しており、乗員のみならず歩行者の保護においても、優れた安全性を実現したことが、今回の「ファイブスター賞」受賞につながった。
日産は、セーフティ・シールド「クルマが人を守る」という、より高度で積極的な安全の考え方に基づく技術開発を進めている。衝突安全技術の開発とあわせて、エマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱警報(LDW)、後側方車両検知警報(BSW)など予防安全技術の採用を進めており、クルマがドライバーをサポートすることで更なる交通事故低減を目指している。
※平成23年度から導入された新・安全性能総合評価は、乗員保護性能評価(100点満点)と歩行者保護性能評価(100点満点)及び座席ベルトの非着用警報装置(シートベルトリマインダー)評価(8点満点)の合計点を1☆から5☆までの表示で公表、自動車のより総合的な安全性能が評価されるもの。
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