ダイハツ、「ムーヴ」と「タント」を一部改良 ~衝突回避支援システム採用~
タントは使い勝手や外観魅力も向上
ダイハツは、「ムーヴ」と「タント」に一部改良を施し5月11日(月)より発売開始する。
今回の一部改良では、ムーヴ、タント共に衝突回避支援システム「スマートアシストII」を採用。60万台を越える販売を達成し、衝突回避支援システムとして軽自動車No.1の販売を誇る「スマートアシスト」のさらなる性能向上を図るため「カメラ」を新搭載することで、新機能の追加と、従来機能の性能向上を実現しながら、これらの先進デバイスを求めやすい価格設定とした。
進化したスマートアシストIIでは、新機能となる「衝突警報機能(対歩行者)」や「車線逸脱警報機能」を追加。さらに衝突回避支援ブレーキ機能の作動速度を約4~50km/hに拡大するなど、従来の機能も性能向上した。
また、タントは2014年度の軽自動車新車販売台数でNo.1になったことを記念して、好評のトップエディションにLEDフォグランプや専用14インチアルミホイールなどを装備し魅力向上を図った。その他パワースライドドアにワンタッチオープン機能の追加や、VSC&TRCを全車標準装備とするなど、使い勝手の良さと基本性能をさらに磨き上げた。
価格(消費税込)は「ムーヴ」が1,134,000円~、「ムーヴカスタム」が1,404,000円~、「タント」が1,220,400円~、「タントカスタム」1,528,200円~となっている。
衝突回避支援システム「スマートアシストII」の採用
従来のスマートアシストで搭載していた「レーザーレーダー、ソナーセンサー」に加え、「カメラ」を新搭載し、機能追加や性能向上を実現。
<機能追加>
・衝突警報機能(対歩行者)
約4~50で走行中、前方に歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合に、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告
・車線逸脱警報機能
約60km/h以上で走行中に、ウィンカーを出さずに、走行している車線から車両がはみ出しそうになると、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告
<性能向上>
・衝突回避支援ブレーキ機能
従来は、約4~30km/hで走行中に前方車両を認識し、衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキが作動することで、被害軽減や衝突回避を支援。今回は、約4~50km/hで走行中に前方車両を認識し、衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキが作動し、被害軽減や衝突回避を支援
・衝突警報機能(対車両)
従来は約4~30km/hで走行中に前方の車両を認識していたが、スマートアシストIIでは、約4~100km/hでの走行中に前方の車両を認識し、衝突の危険性があると判断した場合に、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告
タントの使い勝手の良さや外観魅力を向上
・パワースライドドアにワンタッチオープン機能を追加し、ミラクルオープンドアの使い勝手の良さをさらに向上
・VSC&TRCを全車標準装備化することで、安全性を向上
・LEDヘッドランプをメーカーオプションで設定
・トップエディション全車にLEDフォグランプを採用
・カスタムX“トップエディションSAII”のアルミホイール意匠を刷新
・ディープブルークリスタルマイカやシルキーグリーンパールなど新色5色を追加し、カラーバリエーションを充実
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