BMW「M4クーペ」圧倒的パワー【ピックアップ!カーソムリエレポート】

【カーソムリエレポートって何?】

カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。

本日はBMW「M4クーペ」をピックアップしてお届けいたします!

▼圧倒的パワー(カーソムリエ S-Racingさん)

▼クーペボディのM3こそがM3の正統(カーソムリエ kazuさん)

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BMW「M4クーペ」

BMWの4シリーズクーペをベースに開発された高性能モデル。先代型のM3クーペはV型8気筒の4リッターエンジンを搭載したが、現行型は直列6気筒3リッターのツインターボに変更されている。足まわりは、アダプティブMサスペンションを装着。ショックアブソーバーは電子制御式で、コンフォート/スポーツ/スポーツプラスから選択可能。衝突回避の支援機能では、ドライビングアシストが用意されている。

圧倒的パワー(カーソムリエ S-Racingさん)

BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]
BMW 新型 M4クーペBMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]

総合評価:4.2/5.0

外観デザイン:4.4/5.0

インテリア:4.0/5.0

走りやすさ:4.7/5.0

-オススメポイント-

左ハンドルMT車の試乗でした。とにかくエンジンのパワーがものすごく、アクセルを吹かすことなしにクラッチを荒めにつないでもノッキングやエンストすることなく、まるでAT車の如く走り出してくれます。

また坂道発進の際、サイドブレーキを引かなくても後退しない機能も便利でした。とりわけ、比較的重いギアでの低燃費運転から、変速操作なしにそのままアクセルを踏み込んでもシートに押し付けられるほどの加速が印象的でした。

ただエンジンが強いだけではなく、足回りが非常にしっかりしており電子制御も優れているため、スポーツ走行入門者からベテランまで安全に楽しく走れる車だと思います。

CMの通りに、まさにサーキットから日常の町乗りまで、どのようなシチュエーションでも楽しめる車です。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-

同じ。

-不満点-

特にありませんでした。強いて言うとすれば、内装が3シリーズや4シリーズと大差ない点。

-運転後の感想について-

こんな素敵なクルマをいつかは所有したいものです・・・

BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]
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クーペボディのM3こそがM3の正統(カーソムリエ kazuさん)

BMW 新型 M4クーペ
BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー]

総合評価:4.0/5.0

外観デザイン:4.6/5.0

インテリア:3.9/5.0

走りやすさ:4.0/5.0

-オススメポイント-

従来3シリーズにはセダンとクーペの2つのモデルがあったが、そのうちクーペモデルが独立して4シリーズに格上げされた。歴代のM3は基本クーペだったわけで、M3=クーペボディのイメージが強い人には現行M3よりこのM4を好むかもしれない。

超高性能スペシャルモデルだけに、エンジンスペックは凄まじい。搭載される直列6気筒ターボエンジンは、431ps、56.1kg・mの怒涛のハイパワーを発生する。車両重量1640㎏でこのパワーだから、速くないわけがない。というか恐ろしく速い。限界性能の高さとか、そういう次元の話は、もう自分の力量の及ばない世界だからわからないが、街中を普通に走っているだけでもその上質さと底の見えないポテンシャルの高さは感じ取れる。アクセルを深めに踏もうものなら、猛烈な加速で瞬時に高速域に達する。

そしてパワー以上に感心したのが、ボディやステアリングや足回りなど各部の剛性の高さ、そしてブレーキング性能。これはもう、この手の車の中では最良と言ってもいいくらい素晴らしいと思う。

まったく同じエンジンを積むM3がいいのか、M4がいいのか大いに迷うけれど、この完成度の高い美しいクーペボディは正直捨てがたい。歴代のM3が基本クーペだったことを考えると、なおさらM4を選びたくなる。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-

同じ。

-不満点-

不満な点はない。

-運転後の感想について-

この車そのものにはまったく不満はないし、本当に凄い車だなあと感心した。それはいいとして、最近のBMWの「M」乱発はいかがなものかと思ってしまう。

「M」は、私の感覚ではすごく特別なもので、ラインナップの最上級に位置するとかそんなレベルではなく、完全に「別格」の超高性能モンスターマシンというポジションにいる。実際そうなのだろう。

ところが、最近のBMWは、あらゆるシリーズに「M」モデルを用意している。ここまで「M」を乱発されてしまっては、「M」を安売りしているように思えてならない。例えばM4クーペはいいとして、M4カブリオレはやりすぎだろう。ラグジュアリーなオープンエアに、レースカーのような存在であるはずの「M]モデルを設定するとなると、今まで作り上げてきた「M」のコンセプト、存在意義、価値がよくわからなくなる。X5Mなどもなんだか意味がわからない。M3とM4についても、単にボディが違うだけでエンジンやドライブトレーンはまったく一緒なわけだし、もうそれだけでMの特別感、希少性は薄らいでしまう。

自分が「M」を特別視しすぎてるだけなのかもしれないが、こう乱発されてしまうと、「M」も量産体制の中にあるモデルの一つという感じがして、それが残念でならない。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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