三菱、フロントフェイスを一新しスタイリッシュになった「アウトランダー」を世界初公開!【N.Yショー2015】
三菱自動車は、2015年4月1~12日まで米国で開催している「ニューヨークオートショー2015」で、フロントデザインを大幅改良し、よりスポーティで上質な走りを実現した2016年モデルの『アウトランダー』(北米仕様車)を世界初披露した。
今回発表となった2016年モデルは、フロントデザインなどを大幅に変更することにより、上質でありながらSUVらしいダイナミックで力強いデザインとした。さらに、静粛性、乗り心地、操縦性、加速性能を向上させる約100箇所におよぶ改良を施すことで、よりスポーティで上質な走りの質感を実現。
ミッドサイズSUV『アウトランダー』は、2.4リッターMIVECエンジンやECOモードスイッチなどの低燃費化技術を採用することにより、高い環境性能を実現。また、車両運動統合制御「S-AWC(Super All Wheel Control)」を設定することで、優れた操安性と走破性を実現している。さらに、米国 IIHS(道路安全保険協会)の衝突安全性評価において、2013年から3年連続で最高評価となる「トップセーフティピック+」の認定を受けている。
また、欧州・豪州・日本においても、車両の衝突安全性能を評価するユーロNCAP(2012年11月)、ANCAP(2012年12月)、JNCAP(2013年5月)の最高評価を獲得するなど、国内外で衝突安全性能の高さが認められている。
2016年モデルの『アウトランダー』(北米仕様車)の主な改良点
【エクステリア】
・フロントフェイスは、歴代「パジェロ」で培ったデザインを継承・進化させた「Dynamic Shield」という考え方のもとデザインした。中央に向って左右から包み込むようなバンパーサイドのプロテクト形状と、バンパー下部のスキッドガード形状により、人とクルマを守る機能をダイナミックで力強い形として表現した。
・フロントドア、リアドアの下部にドアガーニッシュ、リアバンパー下部にもスキッドガード形状を採用することにより、SUVらしい存在感のあるデザインで全体を統一している。
・LEDヘッドランプやLEDリアコンビネーションランプを採用することで、先進的なイメージを演出した。
・高級でスポーティなイメージの新デザイン18インチアルミホイール(切削光輝タイプ)を採用。
【インテリア】
・インストルメントパネルでは、メーターフードにステッチを追加したほか、黒基調のインパネ&ドアトリムオーナメントパネルを配すことで、シックで落ち着きのある上質さにこだわったインテリアとした。
・ステアリングホイールには、上質感のある表皮レザーやグリップシェイプを採用することで、スポーティ感を演出。また、メッキ化したスリーダイヤオーナメントを中央に配置し、ステアリングホイール下部にピアノブラック加飾やメッキ加飾を施すことで、上質感を表現した。
【ボディ】
・吸遮音材・制振材やダイナミックダンパーの追加など30箇所以上の改良を施すことで、エンジン音、ロードノイズ、風切音を大幅に低減し、快適なキャビンを実現した。
【トランスミッション】
・新世代CVTを搭載し、エンジン制御とCVT制御の協調制御を最適化することで、エンジン回転上昇に対してリニアな加速を実現。発進時だけでなく、追越加速など全域における加速性能を向上させた。
・また、A/Tのようなステップアップシフトを採用することにより、アクセルを大きく踏み込んだ場合に、ドライバーの感覚に合った気持ちよい加速フィーリングを実現した。
【シャシー】
・サスペンション取付部の剛性を向上させ、ステアリングホイールやサスペンションからの入力を正確にボディに伝えることで、操舵感・操舵に対する応答性と正確性を向上させた。
・リアのショックアブソーバーのシリンダーを大径化することにより、走行安定性と乗り心地の向上など走りの質感が向上した。
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