三菱自動車、新型ピックアップトラック「トライトン」の輸出を開始
三菱自動車は、本日タイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(以下、MMTh)が、新型ピックアップトラック「トライトン」の輸出を開始したと発表した。
同日これを記念し、MMThラムチャバン工場に隣接するラムチャバン港において、式典が執り行われた。式典には、タイ政府、取引先など多くの関係者が参列し、同社からは相川哲郎取締役社長兼COOが出席した。
新型「トライトン」は、働くクルマとしての機能性・信頼性を向上しながら、乗用車のように快適な移動空間を提供する「究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック」を目指して開発、2014年11月から、タイで販売を開始した。今後、フィリピンを手始めに、アセアン、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米などに順次投入し、約150ヶ国に輸出される計画だ。
相川社長は同式典で、「MMThは、1991年からピックアップトラックの輸出を開始し、これまで160万台超を輸出しています。当社がこれまで、タイをピックアップトラックの生産・輸出拠点として位置づけ、成長、発展して参りましたのは、長期にわたるタイ政府の一貫した自動車産業育成政策のお陰と感謝しております。引き続き当社は、タイの自動車産業と一緒になって発展していく所存です」と述べている。
ラムチャバン工場は、三菱自動車において最大の生産規模を有しており、累計生産台数350万台、累計輸出台数は250万台を突破するなど、グローバル生産拠点として着実に発展している。
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