マツダ、「キャロル」のデザインを一新し発売

JC08モード燃費で37.0km/Lを実現

マツダ キャロル「GS」
マツダ キャロル「GS」マツダ キャロル「GS」

マツダは、「キャロル」を全面改良し、2015年1月30日より発売開始する。価格は847,800円(消費税込)~1,123,200円(消費税込)とした。

低燃費と求めやすさを特徴とする軽自動車「キャロル」は、今回の全面改良でシンプルかつスタイリッシュなデザインに一新するとともに、車両重量の軽量化と、パワートレインの効率改善を行い、JC08モード燃費で37.0km/Lを実現した。全車がエコカー減税の免税対象となっている。

また、全車にコーナー走行での安全性を高める「DSC&TCS」を、CVT車にはレーザーレーダーによる検知で低速走行時の衝突回避、被害軽減をサポートする「レーダーブレーキサポート」を標準装備し、安全性能を強化した。

▼新型「マツダ キャロル」の特徴

シンプルでスタイリッシュなデザイン

・スマートさと目力を備えたフロントマスクとクールで存在感のあるバックスタイル

・全高を低くし、フロントからリアまで流れるようなサイドビューを実現

・デザイン性と機能性を両立させたクリーンな印象のインテリア

・ボディカラーは新色の「シフォンアイボリーメタリック」「ピュアレッド」を含む全7色を設定

燃費性能を向上

・軽量、高剛性の新開発プラットフォーム採用、ボディの超高張力鋼板の使用率拡大、樹脂フェンダーなどの採用により、車両重量を軽量化。MT車で610kg、CVT車で650kgを実現

・エンジンの吸気、排気系を新設計。CVT車にはEGRシステムを採用し、燃費性能を向上

・車両全体の軽量化に伴い、CVTの変速比を最適化し、燃費性能を向上

・燃費向上に貢献する「エネチャージ」「アイドリングストップシステム」「エコクール」をCVT車に標準装備

快適性の向上

・室内長を2,040mmに145mm拡大、前後乗員距離を900mmに85mm拡大

・運転席シートヒーターをCVT車に標準装備

・助手席シートヒーターを4WD車に標準装備

・フロントドアに中間2段ストッパーを採用

安全装備

・「DSC&TCS」を全車に標準装備

・「レーダーブレーキサポート」「誤発進抑制機能」「エマージェンシーストップシグナル」をCVT車に標準装備

・運転席と助手席のシートベルトリマインダーを全車に標準装備

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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