スバル「レヴォーグ」搭載の1.6Lインテリジェント“DIT”が日本燃焼学会「技術賞」を受賞

1.6L インテリジェント“DIT”

富士重工業は、スバル「レヴォーグ」に搭載している1.6リッター水平対向直噴ターボ“DIT”エンジン「1.6L インテリジェント“DIT”」が、過給ダウンサイジングエンジンの開発で、平成26年度日本燃焼学会「技術賞」を受賞したと発表した。

「1.6L インテリジェント“DIT”」は、2014年6月発売のスポーツツアラー「レヴォーグ」に搭載。国産本格ダウンサイジングターボエンジンとして、レギュラーガソリン仕様に強くこだわりつつ、動力性能と環境性能を高次元で両立させることで、スポーツツアラーに相応しいスバルらしい新世代エンジンに仕上げた。

スバル「レヴォーグ」

2.0リッター直噴ターボエンジン技術を基に、排気量を1.6リッターとダウンサイジングしながらも、2.5リッターNAエンジン相当の出力性能を達成。レギュラーガソリンに対応させつつ、燃費性能を大幅に向上させた点が評価されての受賞となった。

日本燃焼学会は、国際燃焼学会(The Combustion Institute)の日本支部であり、燃焼に関する基礎研究から機器の実用化研究まで行う、日本の燃焼研究分野において最も権威ある学会。この日本燃焼学会から授与される「技術賞」は、燃焼応用技術の研究・開発に顕著な功績をあげた個人又はグループに贈呈される賞である。

受賞内容

1.受賞対象:「過給ダウンサイジングエンジンンの開発(FB16“DIT”)」

2.受賞者:

佐々木 礼  富士重工業株式会社 スバル技術本部 エンジン設計部

保坂 亮太  富士重工業株式会社 スバル技術本部 パワーユニット研究実験第一部

横山 誠  富士重工業株式会社 スバル技術本部 パワーユニット研究実験第一部

塚本 直輝  富士重工業株式会社 スバル技術本部 パワーユニット研究実験第二部

平岡 直樹  富士重工業株式会社 スバル技術本部(環境対応)兼パワーユニット研究実験第二部

勝俣 雅人  富士重工業株式会社 スバル技術本部(環境対応)

金子 隆  富士重工業株式会社 スバル技術本部 CAE部

参考

■日本燃焼学会 webサイト

http://www.combustionsociety.jp/ 

■スバルオフィシャルウェブサイト(1.6L インテリジェント“DIT”開発ストーリー)

http://www.subaru.jp/about/technology/story/dit/dit01.html

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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