autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース ホンダ、「レジェンド」をフルモデルチェンジ ~世界初の歩行者事故低減ステアリング搭載~

自動車ニュース 2015/2/20 14:48

ホンダ、「レジェンド」をフルモデルチェンジ ~世界初の歩行者事故低減ステアリング搭載~

ホンダ 新型「レジェンド」

ホンダは、画期的なハイブリッド技術を駆使することで、今までにないドライビングプレジャーと、上質な乗り心地と優れた燃費性能を実現した新型「レジェンド」を、2月22日に発売開始した。 価格は6,800,000円(消費税込)としている。

5代目となる新型レジェンドは、画期的な3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用。 車体後部に搭載した2つのモーターにより、駆動力に加え、減速力をも左右それぞれで自在に制御する画期的なトルクベクタリングを可能とし、全速度域で高い操縦安定性を実現している。

加えて車体前部に1つ、後部に2つ配置された計3つのモーターとエンジンを使い、ドライバーの要求や走行状況に応じて、前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動の3つの駆動方式と、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブという3つの走行モードの中から、 最適な駆動方式と最もエネルギー効率の良い走行モードを連続的に自動で制御することで、あらゆるシーンでの高い操縦安定性、クラスを超えた上質な乗り心地と、16.8km/Lの優れた燃費性能を達成した。

また、世界初となる歩行者への衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」など、事故の未然防止や回避のための先進の運転支援技術「Honda SENSING」を搭載し、安心で快適なドライブをサポートする。

ホンダ 新型「レジェンド」

▼レジェンドの主な特徴

パフォーマンス

車体前部に新開発のV型6気筒3.5L直噴i-VTECエンジンと、高性能モーターを内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッションを、車体後部に2つのモーターを内蔵したTMU(ツインモーターユニット)を搭載。 加えてエンジンと合計3つのモーターを最適に制御するコントロールユニットと、高出力リチウムイオンバッテリーを組み合わせたシステムである。V型6気筒3.5L直噴i-VTECエンジン車を超える力強い加速性能を実現すると同時に、V型6気筒のうち片側バンク3気筒を休止させるVCM(可変シリンダーシステム)や、高効率なエネルギー回生により、直列4気筒エンジン車同等の燃費性能を達成した。

また、車体後部に独立して搭載された最高出力27kWの走行用モーターを2つ備えたTMU(ツインモーターユニット)は、エンジンのトルクに依存しないため、 左右後輪のプラスのトルク(駆動力)のみならずマイナスのトルク(減速力)をも左右それぞれで自在に制御する高度なトルクベクタリングを実現。全速度域で理想的なライントレース性をもたらし、フラッグシップセダンに相応しい高い操縦安定性を実現している。

加えて、車体前部に1つ、後部に2つ配置された計3つのモーターとエンジンを最適に制御することで、前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動の3つの駆動方式と、2つのモーターのみで走行するEVドライブ、 エンジンによる前輪駆動と車体後部の2つのモーターで走行するハイブリッドドライブ、エンジンのみで走行するエンジンドライブの3つの走行モードの中から、ドライバーの要求や走行状況に応じて、最適な駆動方式と最もエネルギー効率の良い走行モードを自動的に選択。 減速時は、いずれの走行モードにおいて、すべてのタイヤでエネルギーを効率よく回生し、16.8km/Lの優れた走行燃費を実現している。

ホンダ 新型「レジェンド」

レジェンドの卓越した走りを支える為、フロントサスペンションはダブルジョイント・ロアアーム式のダブルウイッシュボーンを、リアサスペンションはマルチリンクタイプとし、前後とも振幅感応型ダンパーを新たに採用。 スプリングレードやダンパー減衰力を最適化することで、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を両立させている。

また、サスペンションに狙い通りの性能を発揮させる高い支持剛性をもたせた軽量高剛性ボディを実現。 ホンダ独自のスチールとアルミの結合技術により全ドアスキンをアルミ化して軽量化を達成するなど、燃費や動力性能、操縦安定性を向上させている。

そして、四輪駆動力を自在に制御するSPORT HYBRID SH-AWDに加え、ブレーキ制御によってクルマの運動性能を高めるアジャイルハンドリングアシスト、そして、ブレーキと出力を制御し限界領域での挙動の乱れを防ぐVSAを緻密に統合制御することで、 市街地の交差点から郊外のワインディング、さらには高速道路での危機回避まで、全走行状況において優れた操縦安定性能とハンドリング性能を実現した。

デザイン

エクステリアは、力強い塊が風や水の流れを受けて削り取らたような流麗でダイナミックなエアフォルムを追求。室内の豊かさを感じさせるエレガントキャビンと力強いワイド&ローフォルムを表現した。 また、レンズが宝石の輝きを思わせる先進のヘッドライト「ジュエルアイLEDヘッドライト」を採用し、洗練と上質を表現した。ロービームは路肩まで鮮明に照らし出すスーパーワイド配光を実現。 ブルーLEDによるアクセサリーランプも備え、夕暮れ時などにクールな表情を演出する。

ホンダ 新型「レジェンド」

インテリアについては、居住性に優れたFFレイアウトならではの空間効率を究極まで高め、全長を従来モデルはほぼ同等としながら、ホイールベースの延長によって後席空間も拡大。 後席は足を組んでもゆとりのある広さを確保するなどクラストップレベルの居住性を確保している。

また、上質な本革を施したシートに加え、インストルメントパネルやドアライニング、アームレストなど乗員が触れる部位には革の風合いを生かしたソフトパッドを採用するなど、全席に包み込まれるような安心感をもたらす空間とした。

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ホスピタリティ

最上の空間に最高の時間をもたらすための空間設計と快適装備を備えた。オーディオの開発パートナーに世界最高峰のホームオーディオメーカーとして知られる米国KRELL(クレル)社を選定。同社の技術とノウハウを車体設計段階から導入することで、 究極のリアリズムを実現した。

圧倒的なダイナミックレンジを誇るパワーアンプは、0.01dB単位でイコライジングされた音源をクリアに増幅。室内空間に合わせて最適に配置された14個のスピーカーが、すべての席に臨場感あふれるサウンドを実現している。

遮音・吸音はもちろんのこと、振動や騒音を発生源から抑制した。エンジン振動を推定して打ち消すように作用するアクティブコントロールエンジンマウントを採用するなど、パワーユニット自らが発する振動を徹底して低減。また、ロードノイズに対しても、ノイズリデューシングアルミホイールによってタイヤ自身が共鳴騒音を抑制するなど、優れた静粛性を実現している。

リアドアのリアクォーターウインドウにもサンシェードを装備し、広範囲に日差しを遮る。また、視線移動の少ないフロントウインドウ投影型のヘッドアップディスプレイを装備。 デジタル速度表示のほか、ナビゲーションシステム連動して進行方向を示すターン・バイーターンや、トルクベクタリングをリアルタイムで確認できるモニタリング機能も備えている。

ホンダ 新型「レジェンド」

先進技術

ホンダは、“Safety for Everyone”をスローガンに、道を使う誰もが安全でいられる「事故に遭わない社会」の実現を目指し、万一の際の衝突安全から、事故を未然に防ぐ予防安全、その中間に位置するプリクラッシュセーフティ―まで、 すべての段階で安全技術を開発してきた。

そして培った外界検知技術をベースに、世界で初めての搭載となる歩行者への衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」など、事故の未然防止や回避する先進の運転支援技術「Honda SENSING」を新たに開発し、 レジェンドに搭載した。

さらに、クルマの側面と後方の安全をサポートする様々な運転支援機能を装備。クルマがドライバーの意思と車両の状態を認識し、警報音、表示、体感警報でドライバーに危険性や情報を知らせるとともに、アクセルやブレーキ、ステアリング制御することで、 安心で快適なドライブをサポートする。

Honda SENSINGは、フロントグリル内に設置したミリ波レーダーと、フロントウインドウ内上部に設置した単眼カメラという、特性の異なる2種類のセンサーで構成。ミリ波レーダーは、さらに性能を向上させ、対象物体の位置や速度だけでなく、検知が難しいとされてきた電波の反射率が低い歩行者まで検知対象を拡大した。 また、単眼カメラは車両前方約60mまでの歩行者や対象物体の属性や大きさなどを識別、より精度の高い認識を可能とした。

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