フォード、新型「マスタング」を来春発売

フォード 新型マスタング ※画像は海外仕様

フォード・ジャパン・リミテッドは、全面改良した新型「マスタング」を日本に導入すると発表した。

2015年春より限定350台でマスタング誕生50周年を記念した特別仕様車「50 YEARS EDITION」の発売を開始。「50 YEARS EDITION」はファストバックのボディに新開発の2.3L EcoBoostエンジンを搭載した左ハンドル仕様で、エクステリア、インテリアに50周年記念エンブレムが配されている。2015年後半には、マスタング史上初となる右ハンドルを導入し、同時に5.0L V8エンジンとコンバーチブルをラインナップに加える。

新型マスタングのエクステリアおよびインテリアのデザインは、一目でマスタングとわかる伝統的なデザイン要素を残しつつ、現代的なアプローチが巧みに施され、よりモダンで、より力強く生まれ変わっている。パワートレインは、2.3Lという排気量ながら314psを発生するフォードの最新の2.3L EcoBoostエンジンが新たにラインアップに加わり、足回りにはフロント、リアともに新開発のサスペンションシステムを採用。優れた走行性能と快適性を高次元で両立させている。

新型マスタング「50 YEARS EDITION」の予約キャンペーンを11月1日より2015年2月1日まで展開し、先行予約記念品としてマスタング50周年記念ブック(英語版)をプレゼントする。

フォード 新型マスタング GTクーペプレミアム(5リッターV8エンジン搭載) ※画像は海外仕様

▼新型マスタング 50 YEARS EDITIONの概要

エクステリア

ファストバックの名前の復活の通り、伝統のロングノーズ・ショートデッキというプロポーション、逆スラントのフロントマスク、3連のリアコンビネーションランプなど、マスタングの象徴的なディテールを継承しながら、よりモダンに、よりスポーティに生まれ変わっている。またこの限定モデルには、クラシックマスタングの給油口をモチーフにした専用のエンブレムがリアに配される。

・ウィンドシールドからリアガラスへのラインをより傾斜させ、流れるようなサイドデザインを形成。視覚的な美しさだけでなく、空力性能も向上させている。

・現行モデルと比べ、より低くよりワイドなプロポーションとし、スポーティな印象をさらに強調。(現行モデルとの比較:全長-25mm 全高-35mm 全幅+40mm)

・力強い存在感を醸し出す、逆スラント形状のフロントマスクに配された大型台形グリル。

・ブラックにペイントされた大径の5本スポーク19インチアルミホイール。

・50周年記念限定モデルをアピールする専用リアエンブレム。

フォード 新型マスタング ※画像は海外仕様

インテリア

航空機のコックピットからインスピレーション得た伝統の左右対称・水平基調のデザインのインストルメントパネルや3本スポークのステアリングホイールなど、エクステリア同様、インテリアにもマスタングの伝統が息づいている。一方で、最新のスペシャルティカーに相応しいデザイン性とテクノロジーを採用し、モダンで操作性に優れたドライバー空間を実現している。またリア独立懸架サスペンションの採用により居住性とラゲッジルームの容量も拡大している。

・フォード最新のドライバーコネクトテクノロジー、MyFord Touchを採用。車内の様々な装備や情報を一元化し、直感的なタッチパネル操作で、よりスマートに、より簡単に、そしてより安全に、空調、オーディオ操作、ハンズフリー携帯電話など様々な機能をコントロール可能。タッチパネルでの操作のほか、ステアリング・スイッチやSYNC(英語音声操作機能)でも操作することが可能。

・左右独立温度調整機能付きオートエアコンを装備するほか、運転席、助手席にシートヒーター&クーラーを装備。

・運転席、助手席シートに50周年記念モデル専用のエンボス加工が施された本革スポーツシート。

・50周年記念モデル専用のアルミプレート。

パワートレイン

新開発の2.3L EcoBoostエンジンをFRモデルとして初採用。スペシャルティカーに相応しいパワーを手に入れるとともに、燃費性能も改善。このエンジンには6速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、マニュアルモード走行を楽しめる6速SST(セレクト・シフト・オートマチック・トランスミッション)にパドルシフトを採用している。また空気抵抗の軽減のために、アクティブ・グリル・シャッターも装備する。

・新開発2.3L EcoBoostエンジンを搭載。最高出力231kW[314ps]/5,500rpm、最大トルク434N・m[44.3kg-m]/3,000rpmを発生。

・マニュアル感覚での変速が可能なパドルシフトを採用。

・アクティブ・グリル・シャッターは、エンジン冷却系やエンジンルームに至る気流を開閉式ベントを使って自動制御する。エンジンの冷却が必要ならシャッターを開き、必要なければシャッターを閉じることで車体の空気抵抗を最低限まで低減させる。

・エンジン負荷が少なく、燃費向上に寄与するとともに、緻密な制御が可能な電動パワーステアリング(EPAS)を採用。「Comfort」、「Sport」、「Standard」の3つのモードからステアリングの重さを選択することが可能。

フォード 新型マスタング エコブーストクーペプレミアム(2.3リッター直4エンジン搭載) ※画像は海外仕様

ドライビングダイナミクス

フロント、リア共に新設計のサスペンションを採用。フロントはマクファーソン・ストラット式で、新たに軽量且つ高剛性のペリメーター型のサブフレームが装着され、リアは新たにインテグラルリンク式独立サスペンションを採用。優れた走行性能と快適性を高次元で両立させている。さらに4つのドライブモードを選択することにより、それぞれのシーンに合わせて運転を愉しむことが可能。さらに日本仕様にはパフォーマンスパッケージを標準装備し、ハンドリング性能やブレーキ性能を強化している。

安全性

フォード独自の車両安定化装置AdvanceTrac(アドバンストラック)を搭載。トラクションコントロール、ABSおよびESCを統合制御することにより、様々な路面状況下でも、安全なドライビングを提供。エアバッグには、新たにフォード初となる助手席ニー・エアバッグ(Active Glove Box)が採用され、合計8つのエアバッグを標準装備している。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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