スズキ、パリモーターショーで新型SUV「VITARA(ビターラ)」を発表
新型SUV「VITARA(ビターラ)」をパリモーターショーで初公開
スズキは、2014年10月2日から開催されている2014パリモーターショーで、新型SUV「VITARA(ビターラ)」を初公開した。
新型SUV「VITARA」は、スズキが「JIMNY」や「VITARA」、「GRAND VITARA」(日本名エスクード)で培ってきた本格四輪駆動車やクロスオーバーSUVとしての資質を受け継ぎながら、デザイン、走行性能、安全性能、環境性能など、あらゆる面で進化させた全く新しいコンパクトSUVである。卓越した走行性能を追求しただけでなく、ユーザーのライフスタイルを反映できるクルマとして開発した。
10月2日に行われた記者発表にて、スズキの鈴木俊宏副社長は「スズキはコンパクトSUVのパイオニアとしてVITARAやGRAND VITARAを投入してきたが、新しい『VITARA』が新世代のSUVとして、VITARAシリーズのファンだけでなく、SUVに興味をもたれるすべてのお客様を魅了するものと信じている。」と述べた。
新型SUV「VITARA」は、スズキのハンガリー子会社「マジャールスズキ」社が2015年初めより生産、欧州各国への供給を行っていく。
「VITARA」の主要諸元
全長:4,175mm 全幅:1,775mm 全高:1,610mm ホイールベース:2,500mm
エンジン:M16A(1.6Lガソリン)およびD16AA(1.6Lディーゼル)
スズキのコンパクトSUV「VITARA」
スズキが1988年に欧州市場に投入した「VITARA」は、洗練されたデザインに本格的四輪駆動性能を持ちながら、日常の生活でも便利に使えるなど、都市型コンパクトSUVのパイオニアとして高い評価を持って受け入れられ、新しい市場を開拓した。
これに続く1998年の「GRAND VITARA」はオンロードでの性能を向上させたクロスオーバーSUVとして男女を問わず世界中の多くのユーザーに親しまれた。
2005年に発売した「GRAND VITARA」は、フルタイム4WDシステムや四輪独立懸架式サスペンションなどを採用し、高いオフロード走行性能とオンロードでのスムーズで快適な走行性能を両立させ、世界で高い評価を得ている。
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