ランドローバー、「レンジローバー・スポーツ・ステルスパック」ワールドデビュー
ランドローバー史上最速、最も俊敏でレスポンスに優れたモデルであるレンジローバー・スポーツの「HSE Dynamic」および「Autography Dynamic」の両モデルに「ステルスパック」が新たにオプションとして追加されることになった。(日本導入・発売は未定)
英国最大のモータースポーツの祭典であるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(6月26日~29日開催)でワールドデビューを飾る「レンジローバー・スポーツ・ステルスパック」は、エクステリアデザインをさらに向上させるための装備が特徴で、サテンブラックのフロントグリルとグリルサラウンド、フォグランプ・べゼル、ボンネットとフェンダーのベント、アッパーミラーのキャップ、テールゲート・フィニッシャーが含まれている。
また、非反射ヘッドライトとテールランプの表面には「ステルス・フィニッシュ」が施され、21インチ9本スポークまたは22インチ5本スポークのいずれかが選択できる。スポークはどちらもサテンブラック・フィニッシュで、グロスブラックのナット付ホイールがついている。
ランドローバーのデザインディレクター兼チーフクリエーティブオフィサー、ジェリー・マクガバン氏は「ステルスパックのオプションを追加することにより、レンジローバー・スポーツの魅力をより一層高めることができ、またお客様の選択肢もさらに拡がります。」と述べた。
レンジローバー・スポーツは1台1台、細心の注意を払って選ばれたカラーリングと、最高級の素材を用いて丹念に作り上げられており、ラグジュアリーさとスポーティさの融合を強調している。インテリアは、レザー、ウッドパネル、メタリックパーツの幅広い選択肢から組み合わせることが可能で、エクステリアカラーはインテリアの多彩な組み合わせを引き立たせるために特別にデザインされた18色から選択できる。
エンジンは、出力510PSの5.0リッターV8スーパーチャージド・ガソリンエンジンから、194g/kmの環境性能、38.7mpg(複合モード)の燃料効率を誇る出力258PSの3.0リッターTDV6ディーゼルエンジンまでの6つ。
開発にあたっては、オンロードのドライビング・ダイナミクスを劇的に改良する一方、従来よりも車との一体感が感じられ、かつ俊敏なハンドリングの実現と、より洗練された乗り心地と洗練性を提供することを目指した。アルミニウム製軽量サスペンションは4輪完全独立懸架で、フロントには広く間隔を取ったダブルウィシュボーン式が、リアには先進的なマルチリンク式が採用されている。
オフロード能力にも注意が払われ、クラストップのホイールトラベル(前輪260mm、後輪272mm)を有し、546mmという並外れたホイールアーティキュレーションも健在で、最も過酷な状況にも対応可能だ。
画期的なテレイン・レスポンス®2が、地形に合わせて車のセッティングを自動的に最適化する一方、エアサスペンション・システムも改良され、2種類の車高を自動的に選択するようになっている。
この記事にコメントする