日産 エクストレイル『立派になりました』【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日は日産 エクストレイルのレポートをピックアップしてお届けいたします!
▼『立派になりました』(カーソムリエ アウピー乗りさん)
▼『バランスのよいSUV』(カーソムリエ FOCUSさん)
日産 エクストレイル
2013年12月、3代目となる新型モデルを発売開始。アウトドアスポーツを楽しむ若者をターゲットとした本格SUVモデルで、「ヒルスタートアシスト」、「アドバンスドヒルディセントコントロール」、「ヨーモーメントコントロール」機能を搭載した4WDシステム「ALL MODE 4×4-i」を継承しながら、世界初となる「アクティブライドコントロール」「アクティブエンジンブレーキ」や、「コーナリングスタビリティアシスト」といった先進技術を全車に採用し、乗りごこちや運転のしやすさ、安全性などを大幅に向上させている。
『立派になりました』(カーソムリエ アウピー乗りさん)
総合評価:4.7/5.0
外観デザイン:4.6/5.0
インテリア:4.7/5.0
走りやすさ:5.0/5.0
-オススメポイント-
初代以来、使いやすく、乗りやすく、本当に使いこなしたくなる四駆という感想でしたが、新型はかなり上質な車になったと思います。内外装とも質感高く、ハリアーを別にすれば一番満足感が高いです。独特のシート地も、本革にまでは見えませんが蒸れも少なく、座り心地は良いものです。乗り心地、操縦性、加速感とも良くできていて、逆に強い個性もないですが、誰に勧めても問題ない車でしょう。燃費も良好で、参考数値ですが市街地距離15キロでリッター13走りました。
乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
違った。
理由:本当に滑らかで、想像以上に進化していた。
-不満点-
2列仕様でしたが、2列目がリクライニングしないのは勿体無いと思います。パドルシフトもあった方がよかったです。
-運転後の感想-
世界共通デザインで、エクストレイルらしさが減って少しがっかりしていましたが、乗って進化がわかり納得しました。共通デザインも広い意味でのコストダウンで、この価格でこの品質感と考えればすばらしい事だと思いました。
『バランスのよいSUV』(カーソムリエ FOCUSさん)
総合評価:3.9/5.0
外観デザイン:4.2/5.0
インテリア:3.9/5.0
走りやすさ:3.7/5.0
-オススメポイント-
実際観てみると、印象が変わります。写真よりはずっと気に入りました。全体的にカタマリ感もあるし、エクステリアデザインはよくまとまっています。ただ、いままでの水平基調が人気でしたので、ウエッジスタイルで少しヨーロピアンになった新型がどこまで受け入れられるのか、見物ですね。一方インテリアはというと、これもなかなかの出来映えでした。写真では古くさいデザインに見えますが、質感の良さでカバーしています。全体的な構成も、初代や先代よりも優れており、一般的ではありますが、完成度は高いです。使い勝手やスイッチ類の大きさなどもよく考えられていますますが、これがこれから4年以上持つデザインなのかは、意見が分かれるところでしょう。
乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
エクステリア、インテリアとも、デザインの完成度は高いものの、新しいチャレンジが感じられないところが残念です。おそらく、海外市場を重視した結果だと思いますが、もう少しアイデアを、盛り込んでも良かったと思います。
-運転後の感想-
運転した印象は、可もなく不可も無くと言ったところで、もう少し売りが欲しいなと思いました。シートの出来や乗り心地なども、日本車として大きな不満はなく、全体的にバランスのよいSUVですが、パワーと燃費の面が残念です。マツダのようなクリーンディーゼルがあれば、嬉しいのですが・・個人的には、次回のマイナーチェンジに期待します。
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