トヨタ ヴィッツ『着々と進化するトヨタベーシック』【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はトヨタ ヴィッツのレポートをピックアップしてお届けいたします!
▼『着々と進化するトヨタベーシック』(カーソムリエ Johnさん)
▼『欧州を重視したコンパクト』(カーソムリエ 自動車研究員さん)
トヨタ ヴィッツ
2014年4月マイナーチェンジ。新たにトヨタがハイブリッド開発で磨いた燃焼技術を生かした高熱効率・低燃費エンジンを採用することで、燃費「25.0km/L」を実現。内外装は「Lively(元気な・生き生きとした)」をテーマにスポーティさと上質感を表現したデザインに一新。エクステリアはシャープかつ存在感を感じさせるスタイルを表現するとともに、インテリアは広範囲に渡りデザイン・素材を変更し、上質感を追求している。
『着々と進化するトヨタベーシック』(カーソムリエ Johnさん)
総合評価:3.4/5.0
外観デザイン:3.0/5.0
インテリア:3.4/5.0
走りやすさ:4.0/5.0
-オススメポイント-
今年4月にマイナーチェンジした新型ヴィッツに試乗しました。グレードは装備が充実したUグレードに試乗しました。 エンジンは1300ccの4気筒エンジンですが、1100ccでタイヤ径の小さいグレード等もありそちらも気になりますが・・・ まずドアを開ける前に外形デザインの変更に注目しました。トヨタのグローバル展開車の証であるキーンルックになったフロントはフランスの某メーカーのルーテ○アに類似していますが、クルマにワイド感を与えると共にオプション等で自分色にカスタム出来る事がエクステリアの大きなセールスポイントと言えます。 車内に入ると、軽自動車にも迫る廉価グレードでも安くても嫌みのないファンクショナルなインテリアになったのではないでしょうか。 ボディ形状や速度域に応じて効き目が調整されているブレーキ、中速域から無駄無く加速していく素直なエンジンは街中で走行するのに大変運転し易く、優秀な普段使いのアシとなるでしょう。 激化する日本のコンパクトクラスですが、燃費、機能、使い易さ等で今を牽引しうる存在だと思います。
乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
ヴィッツに対する不満ではないのかも知れませんが、兄弟車であるアクアの存在はヴィッツとの関係に問題があると考えます。公表値では燃費はヴィッツがリッター25キロ、アクアが37キロではありますが、普段無意識に運転する限り両車の燃費は対して差はないのではないかと思いました。かなり燃費走行を心がけてアクアの燃費はアベレージ20キロ前半にするのも苦労しました 苦笑 また、ヴィッツの1300ccの排気量はエコカー免税の対象内になる為、必ずしもハイブリッドが燃費だけで選ばれる時代では無くなったと思います。 乗り心地、走行性、アクアには無いファッション性と将来を加味し試算したランニングコストを比較し検討して、トヨタのコンパクトクラスを選ぶべきだと思います。
-運転後の感想-
アクセルレスポンスは鈍くCVT独特の蹴りだしですが、速度が乗っていくと無駄の無い素直なエンジンフィールになります。ハンドルは不思議な軽さがあり、危険の無い程度に路面の状態のわかる事は初代から続く良いハンドルの特徴と言えるでしょう
『欧州を重視したコンパクト』(カーソムリエ 自動車研究員さん)
総合評価:3.8/5.0
外観デザイン:3.8/5.0
インテリア:3.9/5.0
走りやすさ:2.7/5.0
-オススメポイント-
ヴィッツ1.0Fに乗りました。 幅は前モデルのヴィッツに比べ幅が広くなった印象です。 前モデルは女性を意識して丸いデザインでしたが今回は男性もターゲットにシャープなデザインに変更した印象を受けます。カラーも豊富にあり若い女性の方でも違和感無く乗れる感じです。ワイパーも1本になり雨天時視界見やすよう工夫されている印象です。 シフトはゲート式です。トランクも日常の使い勝手に問題無いくらいの広さです。価格は120万円代からあります。 軽自動車と変わらないくらいの値段設定なのでドライブや高速走行が多い方は1.0では物足りなさを感じました。メインカーで取り回しを重視する方はとてもオススメです。
乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
高速走行時エンジンのスキル音が気になる。 ベースグレードにタコメーターが付いてない。 少し重さを感じる。
-運転後の感想-
車内が前モデルと比べ広く感じました。
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