ミシュランが2016年からMotoGPのタイヤサプライヤーに
MotoGP世界選手権のプロモーターであり、オーガナイザーであるDorna Sports(ドルナ・スポーツ)は、5月25日、ミシュランが2016年から同選手権のMotoGPクラスへの単独タイヤサプライヤーとなることを発表した。
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MotoGPクラスは、250馬力近いパワーを発揮するバイクが競う二輪ロードレースの最高峰カテゴリー。世界最高のライダーたちが参加しており、彼らがレースで見せるその素晴らしい走りは、マシンだけではなくタイヤへの信頼感からくるものだ。従ってタイヤの先端の技術を試すには素晴らしいフィールドとなる。MotoGPで様々な性能要求に妥協しないミシュラン・トータルパフォーマンスの戦略によって、ミシュランはドライコンディションでもウエットコンディションでも、より一層高いレベルのタイヤ性能を提供して行くことを目指すとしている。
ミシュラン・グループ コンペティションディレクター パスカル・クワノン氏
『“17インチのタイヤ使用を課す”という2016年から実施されるMotoGPの技術規則は、サーキットで得られた技術を公道へフィードバックするという私たちのモータースポーツ参加におけるポリシーと完全に合致していました。「これが、Dorna Sportsが実施した入札にミシュランが参加した理由です」』
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