日産、フェアレディZ「ロードスター」の生産を終了
日産は、「フェアレディZ」の2シーターオープンモデル、「ロードスター」の日本モデルの生産を、2014年9月末受注分をもって終了すると発表した。発売以降、2014年4月末までの累計で国内では798台を販売している。
フェアレディZ「ロードスター」は、基準車のフルモデルチェンジから1年後の2009年10月に、ラインナップに追加したモデル。基準車に対してショートホイールベース化と大幅な軽量化を行うことに加え、3.7リッター「VQ37VHR」エンジンを搭載することにより、フェアレディZとしての極めて高い運動性能を実現。
同時に、オープン時には風の巻き込みが少ない快適な空間と、エアコンディショニングシートにより気持ちのよい走行を楽むことのできるモデル。
優れた動力性能と流麗なデザインが、特にスポーツカーを好まれるユーザーから高い評価を得ているが、今後は、基準車のさらなる進化に注力するとともに、今後発表を予定している新型「フェアレディZ NISMO」を含めた、フェアレディZ全体の商品力向上を進めていく。
「フェアレディZ NISMO」の車両詳細情報は、2014年夏に発表となるが、エクステリアデザイン刷新による空力特性の最適化や、前後のダウンフォースのバランス最適化により、高速域でのハンドリング性能を向上した、ブランドを牽引するモデルとなる予定。
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