東洋ゴム、マレーシアで「NANOENERGY 3」を発売

発表会の様子(TTM社長:笠井完二氏)

東洋ゴム工業は、低燃費タイヤのフラッグシップブランドである「NANOENERGY」シリーズより、「NANOENERGY 3」をマレーシアで発売開始した。

マレーシア国内市場へ投入する同低燃費タイヤは、2013年5月に稼働した同社マレーシア工場で製造され、現地法人Toyo Tyre Malaysia Sdn Bhdが現地で展開するリテール・チャネル等を通じて販売される。

■市場背景

東南アジアの近隣諸国と異なり、マレーシアは自動車市場としてはセダンおよびコンパクトカーといった乗用車が圧倒的に多いのが特徴。また、政府施策として2020年までにハイブリッド車と電気自動車の市場総需要量として10%を目指しており、普及に向けてハイブリッド車や電気自動車の製造や輸入に税制面などでの優遇措置がとられている。マレーシアでは、今後、普及がすすむエコカーへの装着も含め、低燃費タイヤの需要も見込まれることから、日本および欧州で高い評価を受けている「NANOENERGY」シリーズの市場投入を図るものである。

■投入商品

東洋ゴム 「NANOENERGY 3

「NANOENERGY 3」は、タイヤのゴム材料開発をナノレベルで制御する同社独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を駆使して開発された。新開発のトレッドコンパウンドとパターンのワイドトレッド化により、乗用車用スタンダードタイヤに十分な低燃費性能と耐摩耗性能を両立している。世界的にも低燃費タイヤの先取的市場である日本国内で、「NANOENERGY」シリーズはタイヤラベリング制度における最高グレードを取得し、発売開始以来、高い評価と支持を拡大している。

■製造工場

マレーシア工場

マレーシア国内向け「NANOENERGY 3」を生産するマレーシア工場は、同社独自のタイヤ新工法(A.T.O.M.)の要素技術を進化させて採り入れている。日本国内で評価されている同シリーズの性能・品質、ジャパン・クオリティをそのままに実現し、すでに同工場から欧州などへの供給に着手している。

■販売展開

Toyo Premium Auto Centre 1号店

マレーシア国内では、リテールマーケティング戦略として、TOYO TIRESブランドのタイヤ販売を含め、ワンストップでサービスを提供する「Toyo Premium Auto Centre(トーヨー・プレミアム・オートセンター)」「Toyo Auto Centre(トーヨー・オートセンター)」の店舗展開を進めており、これらの販売チャネルを中心に市場供給を進めていく。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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