日産自動車社員が「春の黄綬褒章」受章
日産自動車は同社栃木工場のパワートレイン生産技術本部 成形技術部に所属する社員の齊藤丈二氏が平成26年春の褒章(*)において、「黄綬褒章」を受章したと発表した。
齊藤氏は、同社で38年間に亘り、「鋳造自動車部品の型製作業務」に従事している。今回の受賞は、木型木工・卓越技能者として、その道一筋に業務精励し、他の人々の模範となって、後進の育成に意欲的に取り組んでいる功績が認められたもの。
なお同氏は、平成24年度卓越した技能者に授与される厚生労働大臣表彰「現代の名工」を受賞しており、その受賞者300名(平成24年度と平成25年度)の中から推薦された4名のうちの1人として、2013年、平成25年度「ものづくり日本大賞」内閣総理大臣賞の受賞にも輝いている。
*春秋褒章(内閣府HPより)
自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方を対象とする紅綬褒章、社会奉仕活動に従事し顕著な実績のある個人等を対象とする緑綬褒章、その道一筋に業務に精励し衆民の模範である方を対象とする黄綬褒章、学術、芸術、技術開発等の功労者を対象とする紫綬褒章、教育、医療、社会福祉、産業振興等の分野で公衆の利益を興した者又は保護司、民生・児童委員、調停委員等の事務に尽力した方を対象とする藍綬褒章がある。
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