日産、「2013年広州モーターショー」の出展概要を発表 ~新型ティアナVIPや新型ヴェヌーシア R50Xを出展~
日産は21日、「2013年広州モーターショー」において、東風日産乗用車公司(DFL-PV)と共に「ティアナ」のロングホイールベースモデルである「ティアナVIP」を公開した。
新型「ティアナVIP」は、延長したホイールベース(2,900mm)や広いサンルーフが特徴。更に、独立したモニターと13個のスピーカーからなるリアエンターテインメントシステムを備えるなどラグジュアリーな仕様装備となっている。尚、「ティアナVIP」の価格は、251,800-299,800人民元(417万円-496万円)。
さらに、「2013年広州モーターショー」では、ヴェヌーシアの多目的クロスオーバーである新型「R50X」を展示。
ヴェヌーシア「R50X」は、高い燃費性能に加え、自由と楽しさを求める若い世代のユーザーに向けて開発されたモデル。「R50X」に、「D50」(セダン)と「R50」(ハッチバック)が加わり、ヴェヌーシアの2013年の販売台数は10万台に到達すると見込まれている。
日産は2013年、中国での事業開始から40周年を迎えた。また、日産の小型商用車事業を行う鄭州日産汽車有限公司(ZNA)の設立からは20年、合弁会社の東風汽車有限公司(DFL)の設立からは10年を迎える。
1973年、中国市場での日産車第1号となる「セドリック」が中国に到着してから、日産はこの40年間で市場を拡大。中国での今年の販売台数は、127万台に達すると見込んでいる。
今回、中国における日産のメモリアルイヤーとなった2013年、新型「ティアナVIP」が「セドリック」の伝統を受け継いでいることを示すため、2013年広州モーターショーでは、日本の日産ヘリテージコレクションから「セドリック」を輸送し、展示する。
日産のグローバルマーケティング、メディアストラテジーを担当するルー ドゥ・ブリース執行役員は、「中国の多くのお客さまは真の最高級セダンを求めています。こうしたニーズにお応えするため、私たちは40年前に中国にお届けした『セドリック』と同様、ラグジュアリーで高い付加価値を持つ新型「ティアナ」のロングホイールベースバージョンを中国市場専用車として開発しました。」とコメントとした。
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