ジャガー、新型「XJR」導入を発表
史上最も強力で最速なダイナミック・フラッグシップ・サルーン
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、2013年10月3日(木)より、同社のラグジュアリー・サルーン「XJ」ラインアップの中でもトップパフォーマンスを誇る新型「XJR」の日本仕様を発表し、受注を開始した。販売価格(消費税込)は、16,950,000円。
新型XJRは、最大出力550PSを誇る5リッターV8スーパーチャージドエンジンや特別なチューンアップが施されたシャシーに加え、専用に開発されたエアロダイナミック・スタイリングを備えた一台。
また、XJシリーズ史上最も走りに重点が置かれ、俊敏でレスポンスが高く、最上級のラグジュアリー感とともに、スーパーカー・パフォーマンスと際立った外観を兼ね備えている。
新型XJRは、従来のXJ Supersportスタンダード・ホイールベースに代わり導入されている。これによりXK、XFに続くジャガーのハイパフォーマンスラインアップ、「R」シリーズが拡充された。
ジャガー新型「XJR」の主な特長
<パフォーマンス>
新型XJRは、従来の5.0リッターV8スーパーチャージド・エンジンに専用のチューニングを施し最高出力を550psまでアップグレード、8速オートマチック・トランスミッションと組み合わされることで、0-100km/h加速4.6秒、最高速度280kmという、ラインアップの中で最も強力な動力性能を提供。また、他のモデルと同様にインテリジェント・ストップ/スタート機能も装備されている。
標準装備される専用の20インチFarallonホイールは、テクニカル・グレイフィニッシュの軽量鍛造ホイールで、XJR向けに開発されグリップと安定性に優れている。高速走行時のハンドリングと安定性を最適化すべく、ダンパーとスプリング・レートも調整されている。
また、路面の追従性はより向上し、ジャガーXJシリーズに期待される、コントロールされたしなやかで快適な乗り心地を提供。
新型XJRではその高いパフォーマンス性能を活かすべく、電子制御式アクティブ・ディファレンシャルとダイナミック・スタビリティ・コントロールシステムが最適化された。加えて、どのような走行状況においても、ステアリング・フィールやレスポンスを向上させるために、ステアリング・システムも改良した。
<デザイン>
新型XJRの高いポテンシャルを充分に発揮できるよう、エアロダイナミクスも見直されており、フロントにはエアインテークが特徴的な専用デザインのフロントバンパーが採用され、ロワーフロントスポイラーも装着されている。新たに付加されたリアスポイラーによりリアの揚力が抑制され、また、専用のサイドシルも装備された。
フロントグリルの中央にはレッド・ジャガー・グラウワーバッジ、右下には新デザインの「R」バッジを装着。
インテリアデザインには、新しい「R」ロゴが施されるほか、フロントシートには、ソフトグレインレザー仕様の「R」スポーツシートが採用された。
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