メルセデス・ベンツ、Mクラスを一部改良 ~「レーダーセーフティパッケージ」を標準化~
今回標準装備化された「レーダーセーフティパッケージ(Radar Safety Package)」は、5つのミリ波レーダーセンサーと1つのカメラを用いて前方や左右後方の車両との衝突の危険を低減し安全運転をサポートするもの。また「360°カメラシステム」は、駐車時や狭い道などで車両周囲の状況を4つのカメラによって俯瞰で確認できるもの。
このほかの改良点としては、「ML 350 BlueTEC 4MATIC」のアルミホイールを、従来の18インチから「19インチ5ツインスポークアルミホイール」へ変更した。また「ML 63 AMG」には乗降をサポートのみならずドレスアップ効果もある「ステンレス製ランニングボード(ラバースタッド付)」を標準装備化したほか、後席シートヒーターを追加装備した。
さらに「ML 350 4MATIC」と「ML 350 BlueTEC 4MATIC」のオプションパッケージの価格統一化を実施。
快適性や利便性を高める「コンフォートパッケージ」、本革シートなどインテリアの高級感を高める「ラグジュアリーパッケージ」、AMGスタイリングをはじめとしスポーティで精悍な印象を高める「AMGスポーツパッケージ」、エクステリアに加えインテリアのスポーティさと上質感を向上させる「AMGエクスクルーシブパッケージ」と、4種類のオプションパッケージを用意した。
これら装備の大幅な充実を図りながらも、「ML 350 4MATIC」は760.0万円(従来モデル+10万円)、「ML 350 BlueTEC 4MATIC」 は従来モデルから据え置きの790.0万円、「ML 63 AMG」は税込1510.0万円(従来モデル+20万円)と価格上昇は最小限に抑えられた。
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