【フランクフルトモーターショー2013】フェラーリ、「458 スペチアーレ」を世界初公開
フェラーリは8月20日(火)、「458 イタリア」のスペシャルバージョンモデル『458 スペチアーレ』を「フランクフルト・モーターショー2013」で世界初公開すると発表した。
『458 スペチアーレ』は、「458 イタリア」のパワートレーン、エアロダイナミクス、運動性能をさらに強化したモデル。スペチアーレとは、英語の「スペシャル」を意味するイタリア語。
エンジンは、「458 イタリア」と同様の4.5リッター90度V型8気筒エンジンで、リア・ミドシップに縦置きされる。最高出力は、570馬力/9,000rpmから605馬力/9,000rpmにまでに引き上げられている(最大トルクは従来通り55.1kgm/6,000rpm)。0-100km/h加速は3.0秒、0-200km/hは9.1秒。
エアロダイナミクスでは、ダウンフォースのバランスを最適化し、ドラッグ低減にも寄与する可変エアロダイナミクスをフロントとリアに設置。
そして電子制御系デバイスに、新たにSSC(スライド・スリップ・アングル・コントロール)と呼ばれる装置を搭載。これはクルマの横滑りを瞬時に検知すると目標値と比較を行い、統合された「F1-Trac」トラクション・コントロールを通じてトルクのマネージメントを、「E-Diff」電子制御ディファレンシャルによって左右後輪に対する駆動力配分を最適化する。
他のにも、スタート&ストップ・システムなど環境負荷低減技術「HELE(ハイ・エモーション/ロー・エミッション)」システムを搭載。
タイヤには、458 スペチアーレ用に改良を行ったミシュラン「パイロットスポーツ・カップ2」を装着する。
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