三菱、新型 「アウトランダー」搭載の「衝突被害軽減ブレーキシステム ブレーキシステム(FCM)」が「ユーロ NCAP アドバンスド賞」を受賞
三菱自動車は、新型『アウトランダー』欧州仕様車に搭載している「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM:Forward Collision Mitigation System)」が、「ユーロ NCAP アドバンスド賞」を受賞したと発表した。
2010年より導入された「ユーロNCAPアドバンスド賞」は、自動車の安全性能やメリットを消費者に分かりやすく伝える目的で、自動車メーカーが積極的に開発・導入している先進的な安全技術を評価し、表彰する制度。
今回の受賞により、先進技術“@earth TECHNOLOGY(アットアース・テクノロジー)”の1つである「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」が優れた予防安全技術として認められた。
「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」は、77GHzのミリ波レーダーで前方車両との距離や相対速度を監視し、前方車両の減速・停止等による車間距離の減少をいち早く検知。警報や自動ブレーキで、前方車両との衝突回避や衝突被害軽減に寄与する。
この機能は、夜間や雨天・濃霧などで前方が見えにくい状況でも安全走行をサポートする。目安として、前方車両との速度差が約30km/h以内の場合、自動ブレーキで減速・停止することで、衝突の回避を図る。速度差がそれを超える場合には、自動ブレーキでの減速により、衝突被害の軽減を図る。
なお、「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」は、昨年10月より日本で販売している新型『アウトランダー』にも搭載されている。
さらに新型『アウトランダー』は、欧州・日本において車両の衝突安全性能を評価するユーロNCAP(昨年11月)及びJNCAP(今年5月)にて最高評価となる5を獲得している。
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