シトロエン、2014年よりWTCCに全戦参戦を発表
シトロエンは25日(火)、「パリモーターショー2012」のオープニングセレモニーで、参戦を検討していることを明かした『FIA 世界ツーリングカー選手権(World Touring Car Championship)』に2014年より参戦することを正式に発表した。ドライバーのひとりには、で世界ラリー選手権9連覇を果たしたセバスチャン・ローブが務める。
フレデリック・バンゼ シトロエンCEOは、「WTCCは、大規模なメディア露出、コスト削減に配慮した規定、そして世界を舞台に戦うスケジュールなど様々な側面のもとに成り立っています。シトロエンがこの選手権に参入することは、ブランドシグネチュアである“クリエイティブ・テクノロジー”を表現する機会となるだけでなく、中国、ロシア、南アフリカといった発展市場においてブランドを成長させることにもつながります。また、長年にわたりパートナー関係を結ぶトタルが、この新しい挑戦にもシトロエンと共に手を取り合ってくれることに感謝しています」と、述べている。
ドライバーを務めるセバスチャン・ローブ選手は、「なによりも、このプロジェクトが決定したことを心から喜んでいます。シトロエンの歴史と私の人生に新たな一章を綴ることができるのは、私の夢でした。サーキットに出て、マシンをテストするのを心待ちにしています。自分にとって切り替えの年となるこの一年は、様々な経験に挑戦し、サーキットでのドライビングスキル向上に努めています。すぐに勝利が得られるとは思っていませんが、いつか必ず勝ってみたいという気持ちでいっぱいです」と、コメントしている。
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