ボルボ、無人自動運転で駐車場の空きスペースに自動駐車する技術を発表
6月24日(月)、ボルボ・カー・グループは、ドライバーが乗車していなくても自動的に駐車場の空きスペースを見つけて駐車することができる技術を発表した。
今回発表された新しいインフラ技術「Vehicle2」(道路に組み込まれたトランスミッター)は、駐車場に空きスペースができると、ドライバーに通知する。ドライバーが、携帯電話のアプリケーションを使って自動駐車の機能を起動させ、クルマから離れると、自動駐車が行われる。さらに、ドライバーが戻ってきて、駐車場から車をピックアップする時には、逆の手順が実行される。
自動駐車の機能は、車両/歩行者検知機能ならびに自動ブレーキ技術とが組み合わされており、駐車場内の他の一般車両や歩行者にも安全に対応することが可能。走行速度およびブレーキ操作は、駐車場の環境にスムーズに合うように調整されている。
ボルボ・カー・グループのトーマス・ブロバーグ シニアセーフティアドバイザーは、「自動駐車および隊列技術は、まだ開発過程にありますが、ボルボは、2014年末に発表予定の新型車に自動ハンドル操作機能を初めて導入することにより、この分野のリーダーとなるべく最初のステップを踏み出します。」とコメントしている。
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