トヨタ、「とよたエコフルタウン」に、電動モビリティの充電ステーション「スマートモビリティパーク」を設置

スマートモビリティパークスマートモビリティパーク

トヨタは、豊田市の低炭素社会モデル地区である「とよたエコフルタウン」に、電動モビリティの充電ステーション「スマートモビリティパーク」を設置した。

「スマートモビリティパーク」は、電動モビリティシェアリングの拠点であるとともに、太陽光発電機能と蓄電機能を備えており、系統電力への負担抑制に向けてエネルギーマネジメントを実施することが可能な充電ステーションで、2011年の東京モーターショーに出展した「トヨタスマートモビリティパーク」のコンセプトがベースとなっている。

特長

電動モビリティシェアリングの拠点

□公共交通の最寄駅と最終目的地の間の数キロ程度の近距離移動を想定した電動モビリティシェアリングサービス「Ha:mo RIDE(ハーモ・ライド)」のステーションの一つとして、今秋より稼働予定。

□当面は、「Ha:mo RIDE」の体験用として、超小型EV「コムス」3台と電動アシスト自転車「PAS」(ヤマハ発動機(株)製)5台を設置。ICカードを使った認証・開錠による車両の無人貸出の体験や、「とよたエコフルタウン」内での「コムス」や「PAS」の試乗が可能。

発電・蓄電・給電とエネルギーマネジメント機能

□太陽光発電機能と蓄電機能を備えており、太陽光発電による電力と系統電力を併用して、電動モビリティへの充電が可能。また、一般家電用電源コンセントを備えており、非常時には、蓄電池に蓄えた電力を電化製品などに給電することも可能。

□ステーションに設置されたモニター画面に、発電時・蓄電時・系統電力使用時・電動モビリティへの充電時の電力状況などを表示。また、それらの推移を1分単位で測定し、昼間の充電に太陽光発電による電力が不足する場合は、深夜に蓄えた系統電力を使用するなど、系統電力のピークシフトを図るエネルギーマネジメントを実施。

□今後は、地域エネルギーマネジメントシステム(EDMS)と連携し、豊田市のEDMS実証実験に参加する世帯の電力需給状況を踏まえて、ステーションの運営と地域系統電力への負担抑制を両立するエネルギーマネジメントの検証を実施予定。

トヨタは、今秋からサービスエリアを豊田市中心部に拡げ、超小型EVと電動アシスト自転車各100台程度、ステーション約20ヵ所、会員約1,000名の規模に拡大し、サービスの有料化を計画中。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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