フォルクスワーゲンの勢いが止まらない…、 新型ゴルフ(ゴルフ7)WCOTY 2013受賞
3月28日(現地時間)に、ニューヨーク国際オートショー会場にてワールド・カー・アワード2013の4部門が発表され、VWゴルフ(ゴルフ7)が、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(以下、WCOTY)賞を授賞した。
ニューヨーク・オートショーとブリヂストン社の主催で開催された表彰式には、350人を超える世界各国のメディアが駆け、年々盛り上がりを見せるこのアワードは、今年9回目を迎えた。同賞のパートナーである一流の調査会社「プライム・リサーチ」の調べによると、ワールドカー賞は、北米COTY賞に次ぐ、世界2位のアワードだという。
近年では同賞に対し、VWが圧倒的強さを見せているが、実は「日産リーフ(2011年)」、「マツダ・デミオ(2008年)」、「レクサスLS460(2007年)」と、日本車も受賞している。
ステージでトロフィを受け取った同社のデザイン部署のトップ、ワルター・ダ・シルバ氏は、「この賞は大変名誉なことで、VWのみなさんにエールを送りたい 」と語った。 2009年に「ゴルフ6」、2010年に「ポロ」、2012年に「Up!」、そして今年は「ゴルフ7」。ワールド・カー・アワードでは、VWが過去5年間、4回も本賞を獲得し、その強さは圧倒的。
「VWの勝利はここ数年目立っていますが、それは25カ国にいる66人のWCOTY選考委員が、VWの世界一流のクルマ作りを高く評価しているからです。選考委員は投票時にファイナリストの製造品質、質感、バリュー、環境性能、安全性などをどのライバルよりも高い点数をつけました」と、同賞の会長であるピーター・ライオン氏は語る。
残りの3アワードの受賞車は、ワールド・パフォーマンス・カー賞には、ポルシェ・ボクスター/ケイマン、ブリヂストン社主催のワールド・グレーンカー賞には、電気自動車のテスラ・モデルS、そして、ワールド・デザイン賞には、「ジャガーFタイプ」。
デザイン賞のベスト3のファイナリストには、マツダ6(アテンザ)も残っていたが、受賞には至らなかった。しかし、マツダ・アメリカ社はこの結果に対し、「アストンマーチン、ジャガーと並べて誇りに思う」と、ウォール・ストリート・ジャーナル誌にコメントを寄せている。また、パーフォーマンスカー賞のファイナリストには、トヨタ86/スバルBRZも残っていた。
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