ジャガー・ランドローバー・ジャパン、新型レンジローバーにV6スーパーチャージドガソリンエンジンモデルを追加
ジャガー・ランドローバー・ジャパンでは、新型レンジローバーに新開発のV6スーパーチャージド・ガソリンエンジンをパワートレインのラインアップへ追加すると発表した。
新たにラインナップされた最大出力340psの最新鋭3リッターV6スーパーチャージド・エンジンは、排気量がより小さいガソリンエンジンの需要がある世界の主要マーケット向けに発売された。
3リッターV6スーパーチャージド・ガソリンエンジンは、最新のレンジローバー車の高い性能を支えてきた数々の受賞歴を誇る5リッターV8モデルを開発したランドローバーのパワートレイン専門家チームが開発。
6,500rpmで最高出力340psを発生し、全回転域にわたって非常にパワフルなトルクを提供すべく開発され、3,500rpmから5,000rpmの間で最大トルク450Nmを生み出す。
滑らかでレスポンスに優れたZF製8速オートマチック・トランスミッション(8HP70AT)との組み合わせにより、3リッターV6スーパーチャージドは、余裕あるパワーと快適な走りを実現し、停止状態から60mphにわずか7.1秒(100kphには7.4秒)で到達。
さらに、コンパクトになったV6スーパーチャージド・エンジンは、ランドローバーのインテリジェント・ストップ/スタート・システム(アイドリングストップ機能)を搭載し、顕著な燃費向上も実現。CO2排出量は254g/kmで、5リッタ-V8自然吸気エンジンに比べ、15%向上した。
また、この新型エンジンは最大傾斜45°、最大渡河水深900mm、最大総けん引重量3500kgといった極限のオフロード走行性能をはじめとする、レンジローバーの幅広い性能を存分に発揮できるよう設計されている。
V6エンジンは世界中の主要市場で受注を開始し、ユーザーへの納車は2013年第3四半期が予定されているが、日本市場における受注および納車開始時期に関しては現在のところ未定となっている。
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