日産、東急田園都市線沿線エリアで超小型モビリティモニター調査を実施
日産は2月12日(水)、国土交通省主導のもと、横浜市と東急電鉄と「たまプラーザ駅北側地区」にて超小型モビリティのモニター調査を実施すると発表した。
横浜市と東急電鉄は、昨年4月18日に環境未来都市の推進のため「次世代郊外まちづくり」の推進に関する協定を締結、快適かつ省エネルギーなまちづくりのために民間企業などと「スマートコミュニティ推進部会」を設置している。
また、日産は横浜市と協働で炭素型次世代交通の実現に向け、「ヨコハマ モビリティ "プロジェクトZERO"(YMPZ)」に取り組んでいる。
今回、スマートコミュニティ推進部会のメンバーである日産、東急電鉄、横浜市は一体となって、快適かつ省エネルギーなまちづくりの検討の一環として、超小型モビリティを使ったモニター調査をたまプラーザ駅北側地区をはじめとする東急田園都市線沿線エリアで実施する。
スマートコミュニティ推進部会では、狭い道や坂が多い地域で生活する子育て層を対象に実験を行い、その成果を「次世代郊外まちづくり」の検討に生かしていく。
なお、モニター調査開始に先立ち、2月19日(火)に「超小型モビリティ これからのモビリティ社会を先行体験 発表会」を開催する。
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モニター調査の概要
主体 | 主催:国土交通省 共催:横浜市、東急電鉄、日産自動車 |
目的 | 超小型モビリティの導入が実際のライフスタイル、交通、市民の日常生 活にもたらす変化について、子育て層を例に、具体的な姿として描きだす。 また、モニター体験者や地域の関係者、有識者によるタウンミーティン グを地域で開催し、地域住民による主体的な移動の在り方についての議論 のきっかけづくりの事例を示す。この成果をリーフレットなどで全国に広く 発信することで、地方公共団体等における優れた事業計画の策定を後押し する予定。 |
エリア | たまプラーザ駅北側地区他、東急田園都市線沿線 |
期間 | 2013年2月19日(火)~3月4日(月)計14日間 |
主な内容 | 超小型モビリティを子育て世代の一般家庭に14日間貸し出し、 モニターとして利用してもらう。車両台数:7台(1世帯に1台、計7世帯) |
超小型モビリティ
■車名 NISSAN New Mobility Concept(日産自動車)
■リチウムイオン電池を搭載した電動車両、最高速度時速80km
■長さ234cm、幅123cm、高さ145cm、車両重量490kg、定員2名
■100%電動車両である「NISSAN New Mobility Concept」は、CO2排出ゼロの環境に優しい車両であり、軽自動車よりもコンパクトで車両感覚のつかみやすさと周囲の見通しの良さを有する車両。
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