スバル、BRZのエンジンが米国ワーズ社の「10ベストエンジン」 賞を受賞
「スバル BRZ」に搭載されている「FA20」型2.0L水平対向4気筒エンジンが、アメリカの自動車専門メディアであるワーズ社のWard’s Auto World 誌において2013ワーズ「10ベストエンジン」賞(Ward’s 10 BestEngines)に選出された。スバルとしては、2003年、2009年に「EJ25」型2.5Lターボエンジンが受賞して以来、3年ぶり3度目の受賞となる。
「FA20」型エンジンは、超低重心パッケージングにより優れたハンドリング性能を実現、「スバル BRZ」の運動性能を実現するため専用に開発された軽量、コンパクト、低重心が特長のエンジン。高回転まで気持ちよく吹けあがるスポーツエンジンとして、ボア×ストロークは86mm×86mmのスクエアに設計され、さらにトヨタ自動車の直噴技術「D-4S」(燃料噴射システム)を組み合わせることで、自然吸気エンジンでありながら1リッターあたり100馬力の出力と優れた燃費性能を両立する。また今回の受賞では、「スバル BRZ」が装備の充実したモデルで約25,000ドルで購入できる点も評価された。
ワーズ「10ベストエンジン」賞
毎年アメリカで販売される量販車に搭載されているエンジンの中から選出され、販売価格が55,000ドル以下の車両に搭載されていることが条件。選考委員は、エンジンの出力、技術、燃費、振動、騒音、競争力などについて評価を行う。
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