ポルシェジャパン、新型ケイマンの予約受注を開始
ポルシェ ジャパンは、ロサンゼルスモーターショー2012のプレスデーでワールドプレミアとなった新型ケイマンの予約受注を、12月18日(火)より全国のポルシェ正規販売店にて開始すると発表した。
第3世代となる新型ケイマンは完全に新規開発されたモデル。ボディはより低くなったうえに全長も拡大された。また、軽量化とパワーに磨きがかけられ、効率性と速さがいちだんと向上した。
長くなったホイールベース、ワイドになったトレッド、そして大径化されたホイールは、エンジンをミッドシップにマウントしたこのスポーツカーモデルの走行性能を比類なきレベルにまで向上させている。911カレラとボクスターに続くこの新しい2シーターは、ポルシェ第3のスポーツカーモデルシリーズであり、革新的な軽量構造ボディが特徴だ。モデルや装備内容によって違いはあるものの、新型ケイマンは先代モデルとの比較で最大30kgの軽量化を実現。エンジンと走行パフォーマンスが向上したにもかかわらず、走行距離100kmあたりの燃料消費量は最大で15%も低く抑えられている。
新型ケイマンは、これまでと同様にケイマンとケイマンSの2種類のモデルで構成される。
ベーシックモデルは、最高出力275PS(202 kW)を発生させる2.7リッターの水平対向エンジンを搭載。装備内容による違いはあるものの、0~100km加速のタイムは5.4秒、最高速度は266 km/hに達する。走行距離100 kmあたりの燃料消費量(NEDC)は7.7リッターから8.2リッターで、搭載するトランスミッションで異なってくる。
ケイマンSは3.4リッターエンジンを搭載、最高出力325PS(239kW)を発生し、装備内容による違いはあるものの、最高4.7秒で静止状態から100 km/hに到達する。ケイマンSは283km/hの最高速度をマーク。走行距離100kmあたりの燃料消費量(NEDC)は、搭載するトランスミッションの違いにより、8.0リッターから8.8リッターの間になる。
どちらの新型ケイマンも6速マニュアルトランスミッションと7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を選択することが可能。PDKは、より鋭い加速と優れた燃費性能をもたらしてくれる。
新型ケイマンは、オプション装備についても充実が図られている。例えば、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を初めてケイマンのオプションとして用意。ACCは、前方を走る車との車間距離をモニターしながら自車の走行速度を調節できる。
ケイマン/6速MT/左・右/6,120,000円
ケイマン/7速PDK/左・右/6,590,000円
ケイマンS/6速MT/左・右/7,730,000円
ケイマンS/7速PDK/左・右/8,200,000円
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