ランボルギーニ、新型 アヴェンタドールLP 700-4ロードスターを発表
伊・11月12日、ランボルギーニは、2011年夏に販売開始され、すでに1,300台以上が納車されている「アヴェンタドール LP700-4」のオープンモデルとして『新型 アヴェンタドールLP 700-4 ロードスター』(以下 アヴェンダドール・ロードスター)を発表した。販売価格は、300,000ユーロ(税抜)。
アヴェンダドール・ロードスターは、取り外し式のルーフからエンジンフードにかけて新たに幾何学的なラインがデザインされている。
二層構造のルーフは、RTMや「Forged Composite(フォージド・コンポジット)といった様々な技術を採用して作られた、カーボンファイバー製。これらの技術により、各コンポーネントの重量が6kg未満という超軽量に仕上げられ、さらに美観・剛性共に最高のレベルに達成している。2枚のルーフコンポーネントは、軽量で、簡単に着脱可能で、フロントの荷物を収納するスペースにしまうことができる。
取り外し式のルーフの採用に伴い、リアピラー構造を全面的に見直し、適切なサポートを提供できるようにしたほか、オートマチックパッセンジャープロテクションシステムを組み込み、エンジンコンパートメントには十分な空気を送り込むことができるよう工夫されている。
エンジンフードには、センターに「スパイナル・コラム」(脊柱)と呼ばれる特徴的なデザインが施されており、クーペとの差は一目瞭然。
パワー・リヤ・ウィンドウは、開閉量に応じて室内へのエアフローが変化し、12気筒のエンジンサウンドの楽しみ方も変化する。また、ウィンドディフレクターは、フロント・ウィンドウ・フレームに装着し、高速走行時でも室内の静寂を保つ。使用しない時は荷物収納スペースに収納することができる。
ボディカラーには、2トーンカラーを採用。ウィンドウピラー、2ピースのルーフセクション、フィンを含むリアウィンドウ周りは、光沢のあるブラックに塗装されている。また、新たなボディカラーとして、往年の名車、1968年型ミウラ・ロードスターを連想させ、光線の角度によって微妙に色調が変化するメタリックブルー「アズーロ・テティス」を追加。
インテリアには「サッビア・ネフェルテム」と名づけられた新しいレザーを設定。新しいホイールとして「ディオーネ20インチ/21インチ・ホイール」が装着される。軽量鍛造アルミニウムホイールは、標準仕様のリムと比較して10kgの軽量化が図られている。
パフォーマンスでは、700馬力の最高出力を誇るミッドマウント6.5リッター自然吸気V12エンジン、ISR7速ギアボックス、プッシュロッド・サスペンションなどにより、0~100km/h加速が3秒フラットで、そのまま加速し続けると最高速度は350km/hに達成する。V12ユニットには、部分負荷時に一部の気筒の作動を停止させるシリンダー休止システムや、「スーパーキャップス」と呼ばれる高性能コンデンサーによる革新的なストップ&スタート(アイドリングストップ)システムも採用されている。
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