日産、「EXTREM (エクストレム)」コンセプトをサンパウロモーターショーで公開
ブラジル発、ブラジル市場に向けたアーバンスポーツカーコンセプト
日産は22日、第27回サンパウロ国際モーターショー(10月24日~11月4日)で「EXTREM(エクストレム)」コンセプトを世界に先駆けてお披露目した。
「EXTREM」は、日産が初めてブラジル向けにデザインしたコンセプトカー。カリフォルニア州サンディエゴにある日産デザインアメリカ(NDA)が、ブラジルのデザイナーたちと共にデザインし、ブラジルで製作。クルマを通じて自分を表現したいと考えるクルマ好きの若いユーザーに向けて、日産が提案する、ブラジルらしいエネルギッシュでワクワク感あふれるアーバンコンパクトスポーツカーとなっている。
「EXTREM」は、プラットフォームに、マーチや新型ノートと同じくVプラットフォームを採用。量産化計画のない純粋なコンセプトカーだが、デザインには、将来のブラジルや他の市場向けの日産車のデザインの方向性を垣間見ることができる。
日産の常務執行役員・チーフ・クリエイティブ・オフィサーの中村史郎 氏は、「ブラジルには、美しく素晴らしい自然と、情熱的で豊かな文化があります。しかし、それらがまだ十分にクルマに反映されているとは思えません。特に、現地で生産されている手ごろな価格のクルマのデザインやカラー、仕様は、やや保守的になりがちです。」とコメントしている。
また、ブラジル日産社長のクリスチャン・ムニエ 氏は、「私たちは、ブラジル市場に真剣に取り組んでいることを示すためにEXTREMを作りました。刺激的かつエネルギッシュ、人を惹きつけてやまないこのクルマには、日産が全てのクルマに注ぎ込んでいる情熱、イノベーション、そしてワクワク感が反映されています。」と述べている。
「EXTREM」
全長:3,850mm
全幅:1,765mm
全高:1,530mm
ホイールベース:2,450mm
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