フォルクスワーゲン、「シャラン」に先進の駐車支援システムを全車標準装備
同時に“ドライバー疲労検知システム”も標準装備して安全性のさらなる向上を実現
フォルクスワーゲングループジャパンは、7人乗りフルサイズミニバン「シャラン」に、フォルクスワーゲンとして初めとなる駐車支援システム“Park Assist”と、ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”を全車に標準装備して、10月1日(月)から販売開始する。価格は従来から3万円の上乗せに抑え、「シャランTSIコンフォートライン」が382万円(税込)、「シャランTSIハイライン」が437万円(税込)となる。
駐車支援システム“Park Assist”
縦列駐車・車庫入れの後退駐車時に、駐車可能スペースの検出とステアリング操作を自動で行い、駐車をサポートするシステム。縦列駐車からの発進の際も、同様に車両がステアリング操作を自動で行い、スムーズな発進をサポートする。ドライバーは、システムのガイドに従い、安全を確認しながら、アクセル、ブレーキ、シフト操作を行う。
ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”
ドライバーの疲労を自動的に検知して休息を促す安全装備。走行開始から15分間、システムはドライバーの運転特性を学習し、継続してドライバーのハンドル操作の監視を続ける。時速65㎞/h以上で作動するこのシステムは、特に高速域で効力を発揮し、規定値から外れたハンドル操作を検知すると、マルチファンクションインジケーター上に休息を取るよう警告を表示したり、警告音を発するなどしてドライバーに注意喚起する。このシステムは、昨年導入した「パサート」シリーズから採用され、適用車種を拡大している。
【vw シャラン】
多くの7人乗りフルサイズミニバンの排気量が2.4リッター以上という中、「シャラン」は同じ7人乗りフルサイズミニバンで、排気量は1.4リッターで2.4リッター並みの力強い走りを実現。エコカー減税対象となる(100%減税)JC08モードで13.6km/Lという低燃費を両立させている。2011年2月の販売開始以来、累計約5,000台を販売。9つのエアバッグや高いボディ剛性による優れた安全性と高い走行安定性を誇る。
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