BMW、新型7シリーズを発売

BMWは、新たなデザインを採用し、環境性能と動力性能を向上させた新型「7シリーズ」を、9月26日より販売開始する。

新型「7シリーズ」は、伝統の丸型4灯デザインをベースに、上下がカットされたライトリングを備えたLEDヘッドライを新採用した。

さらに、新世代の直列6気筒およびV型8気筒BMWツインパワーターボエンジンを搭載。全モデルに高効率8速オートマチックトランスミッションを搭載し、最新技術の採用などにより、環境性能と動力性能の向上を実現した。これにより、ガソリンエンジンモデルの燃料消費率（JC08モード）が、先代モデルに比べ最大約50%改善している。

新型「7シリーズ」の中核モデル「ActiveHybrid 7」と、ロングホイールベースモデルの「ActiveHybrid 7 L」には、新たに直列6気筒エンジンを組み合わせたフルハイブリッドシステムを搭載。燃料消費率（JC08モード）は、14.2km／Lを達成している。また、両モデルには新たに右ハンドル仕様を設定し、幅広い顧客ニーズに応えるラインアップと、先代モデルに比べ魅力的な価格設定を行っている。

また、前方車両への追突の危険がある場合に、自動的に減速を行い、衝突を回避・被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車間距離を維持しながら速度制御を行うことが可能な「アクティブ クルーズ コントロール（ストップ＆ゴー機能付き）」など、ドライバー支援システムを標準装備し、さらなる安全性と走行快適性を高めている。

新型「7シリーズ」概要

BMW 740i／740Li

ツインスクロールターボチャージャーに、高精度ダイレクトインジェクションシステムと、バルブトロニックを組み合わせた直列6気筒BMWツインパワーターボエンジンを新たに搭載する。最高出力は、235kW（320ps）/5,800rpmで、0-100km/h加速（ヨーロッパ仕様車値）は、従来モデルから0.2秒向上の5.7秒を実現している。

燃料消費率（JC08モード）は、従来モデルに比べ48%向上の12.1km／Lを実現。「平成27年度燃費基準+10%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル（★★★★低排出ガス車）」を達成し、エコカー減税およびグリーン税制対象モデルとなり、自動車取得税および重量税の75%減税に加え、翌年の自動車税が50%減税される。

BMW 750i／750Li

ツインターボチャージャー、高精度ダイレクトインジェクションシステムに加え、新開発4.4リッターV型8気筒BMWツインパワーターボエンジンを搭載。

エンジンの最高出力および最大トルクは、従来モデルに対して約10%向上の330kW（450ps）/5,500rpm、650Nm（66.3kgm）/2,000-4,500rpmを発揮。0-100km/h加速（ヨーロッパ仕様車値）は4.8秒で、従来モデルから0.4秒の向上している。

燃料消費率（JC08モード）は、従来モデルに比べ39%向上の9.3km/Lの実現。｢平成17年排出ガス基準50％低減レベル（★★★低排出ガス車）」を達成し、「平成27年度燃費基準」も達成している。

BMW ActiveHybrid 7／ActiveHybrid 7 L

最高出力235kW（320ps）を発生する直列6気筒BMWツインパワーターボエンジンに、出力40kW（54ps）の電気モーターを組み合わせたフルハイブリッドシステムを新たに搭載、システムトータルでは、最高出力260kW（354ps）、最大トルク500Nm（51.0kgm）を発揮する。

高性能リチウムイオンバッテリーを搭載し、最長で4kmの距離をゼロエミッションで走行することが可能となった（最高時速60kmまで）。燃料消費率（JC08モード）は、14.2km／L。さらに「平成27年度燃費基準+20%」および｢平成17年排出ガス基準75%低減レベル（★★★★低排出ガス車）」を達成し、エコカー減税およびグリーン税制対象モデルとなり、自動車取得税および重量税の100%減税に加え、翌年の自動車税が50%減税される。