BMW、X3にクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「X3 xDrive20d BluePerformance」登場

BMWは、「X3」のラインアップに、直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載した「X3 xDrive20dBluePerformance（エックスドライブ ニーマル ディーブルーパフォーマンス）」を追加し、9月24日から販売開始する。また、これによりBMWブランドのクリーンディーゼルエンジン搭載モデルのラインアップは、計6モデルとなった。

「X3 xDrive20dBluePerformance」の搭載する2.0リッター直列4気筒BMWツインパワーターボディーゼルエンジンは、最高出力135kW（184ps）／4,000rpmを発生、最大トルクは3.5リッターガソリンエンジンに匹敵する380Nm（38.7kgm）／1,750-2,750rpmを実現。

最新のディーゼル燃料直噴技術「コモンレールダイレクトインジェクションシステム」により、高圧の燃料を直接シリンダー内に噴射し、燃焼効率を向上させ排出ガスを低減、卓越したパワーと優れた静粛性を実現する。また、エンジン回転数に応じて過給圧を最適に制御する「可変ジオメトリーターボチャージャー」によって、アクセルを踏み込んだ際のレスポンスと幅広い回転域での高トルクを実現し、燃料消費量を抑制している。

他にも、高効率なエンジンに加え、エンジン・オート・スタート／ストップ機能など先進の環境対応技術を採用し、燃料消費率（JC08モード）は、18.6km／Lを達成。

販売価格は、直列4気筒ガソリンエンジン搭載モデル「X3 xDrive20i」と比べ、わずか23万円のアップの5,640,000円（消費税込）。

「X3 xDrive20dBluePerformance」は、NOx（窒素酸化物）吸蔵還元触媒などメンテナンスフリーの最先端排出ガス処理技術である「BMW BluePerformanceテクノロジー」を採用し、ディーゼル車に対する世界最高水準の排出ガス基準である日本の「ポスト新長期規制」に適合したクリーンディーゼルエンジン搭載モデルとなった。これにより自動車取得税および重量税が100%減税。さらに、「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」の対象となり、最大10万円の補助金の受給が可能となった。

主な標準装備品

■電子油圧制御式8速オートマチックトランスミッション（ステップトロニック付）

■ブレーキエネルギー回生システム

■エンジンオートスタート／ストップ機能

■ドラインビングパフォーマンスコントロール（ECO PROモード付）

■サーボトロニック（車速感応式パワーステアリング）

■バイキセノンヘッドライト（LEDスモールライトリング付）

■コンフォート･アクセス

■ Yスポークスタイリング305アロイホイール 7.5J x 17 ホイール+ 225／60R17タイヤ

■ルーフレール（サテンアルミニウム）

■リアビューカメラ（予測進路表示機能付）

■トップビュー

■PDC／パークディスタンスコントロール（フロント&リア）

■オートマチックエアコンディショナー

■電動フロントシート（運転席&助手席、運転席メモリー機能付）

■可倒式リアシート（40:20:40に分割可能）

■8.8インチワイドコントロールディスプレイ

■HDDナビゲーション･システム（VICS3メディア対応）

■iDriveコントローラー

■地上デジタルTVチューナー（12セグ／ワンセグ自動切替）

■インテグレイテッドオーナーズハンドブック

■スピーチコントロール（音声入力システム）

■ETC車載器システム（ルームミラー内蔵タイプ）