住友ゴム、1913年に生産した「自動車タイヤ国産第一号」が重要科学技術史資料として登録

自動車タイヤ国産第一号登録証授与式の様子(左は国立科学博物館館長 近藤信司氏)

住友ゴム工業(株)は、1913年に生産した「自動車タイヤ国産第一号」が歴史的価値を高く評価され、独立行政法人国立科学博物館から「重要科学技術史資料」(愛称「未来技術遺産」)として登録されたと発表した。

国立科学博物館では、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るとともに、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として、重要科学技術史資料の登録制度を平成20年度より実施している。

これまでに92件の資料が登録されており、今回新たに同社を含む21件の資料が登録された。

選定理由は以下の通り。

<選定理由>

1913年、住友ゴム工業の前身であるダンロップ護謨(極東)株式会社は神戸にて自動車タイヤの生産を開始した。このころ、自動車用のタイヤは日産25~26本で、極めて手作り的色彩の強いものであった。製法は「ファブリックタイヤ」、あるいは「キャンバスタイヤ」と称してゴム引きした布を重ね合わせるやり方であった。国産第一号の自動車タイヤとして貴重である。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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